東京で眺望を楽しめるホテルは少ないですが、【ザ・プリンス パークタワー東京】は別格。高層階の客室や地上33階の朝食会場「スカイバンケット」から見る東京タワーは大迫力。夜景もロマンチックです。館内には和、洋、中国料理のレストランがそろい、天然温泉のスパ&フィットネスも備えるアーバンリゾートです。
地上33階の高層ホテル
東京の絶景ホテルとして、海外からの旅行客にも人気の高い【ザ・プリンス パークタワー東京】。真っ赤な東京タワーを高層階から眺められる特別感もまた格別。東京の感動的な景色に出会えます。
▲立地は東京タワー目の前
パークタワーの名のとおりホテルは地上33階、地下2階で、高さは約99.9メートル。印象的な外観は、丹下都市建築設計の丹下憲孝氏の設計です。場所は都営地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩2分、都営地下鉄三田線「芝公園駅」から徒歩3分。駐車場も備えます(宿泊者は1泊¥3,000)。
▲クラシックモダンなフロント
レセプションデスクの背後には書架が設けられ、ゆったりとしたソファや効果的な照明使いなど、自宅の書斎をイメージしたプライベート感のある落ち着いた雰囲気になっています。
▲地下1階から32階まで吹き抜けになっています
特典いっぱいのプレミアムクラブフロア
上層階にあるロイヤルフロアとプレミアムクラブフロアに宿泊するゲストは、特典として32階にある専用ラウンジ「プレミアムクラブラウンジ」を利用できます。同ラウンジのウェルカムシャンパンサービスや、レストランなどの無料朝食サービスに加え、20歳以上であれば天然温泉が引かれたスパ&フィットネスも無料で利用できます。
▲プレミアムクラブラウンジ
東京タワーを眺めながらくつろぐ上質な空間。昼間の時間はティータイムのフードが用意され、夕方からはアルコールの種類も増え、オードブルなどと共にアペリティフを楽しめます。
▲17時からのカクテルタイムには、シャンパンやワインも登場
温製や冷製のオードブルやスイーツなど、美味しいフードメニューも並びます。
▲スイーツやおつまみ
朝はデニッシュなどを用意。14時から17時までのティータイムには、お茶と共に楽しめるプチスイーツなど、時間によって並ぶメニューも変わります。
▲東京タワーを眺めながら優雅なひととき
天然温泉の大浴場
地下2階には会員制のスパ&フィットネスを備え、営業時間は朝6時から22時まで。宿泊者は各施設¥3,000で、ロイヤルフロアとプレミアムクラブフロアのゲストは無料です。大浴場にはサウナと水風呂が用意され、サウナは約90度でした。
▲天然温泉が引かれた湯船 <画像提供:ザ・プリンス パークタワー東京>
特に大浴場は芝公園の地下1,600mから汲み上げた天然温泉が引かれます。塩化物強塩温泉で驚くほど塩辛く、ヌルりとした湯ざわりも満足感たっぷりです。
夜景の特等席「スカイラウンジ」
ホテル最上階にあるバーラウンジでも、目の前に東京の夜景が広がります。特に東京タワーを間近に望む窓側席は大人気で、オープン前から行列ができるほど。バーテンダーが作るこだわりのカクテルや、厳選されたワインなどを豊富にそろえ、ここにしかない特別な景色を楽しめます。
▲33階にある「スカイラウンジ ステラガーデン」
東京でアーバンリゾートを楽しむ客室
全603室の客室は、バルコニー付きの客室や東京タワーを眺望するビューバスタイプ、数種類のスイートルームなど、バリエーション豊か。どの部屋も眺望が素晴らしく、東京のアーバンリゾートを楽しめます。
▲「プレミアムキングルーム(バルコニー付き)」38平米
プレミアムクラブフロアは29階から31階の高層階にある客室で、景色が素晴らしいのはもちろんのこと、ベッドの横幅が約200cmとゆったりサイズ(一部客室)。水回りが独立していて、バルコニー付きの客室からは都会の眺望を楽しめます。
▲手前に芝公園と首都高速都心環状線。右手奥にレインボーブリッジが見える客室も!
高層階のバルコニーからは、ホテルに隣接する建物がないため開放感抜群。客室の向きにより東京タワーやレインボーブリッジなど、夜景も素敵です。
▲ガラス張りのバスルームからも眺望を楽しめます
▲広々とした洗面は洗練されたデザイン
パウダールームは客室の入口付近とベッドサイドの2方向から出入りできる開放的な間取り。デザインされた洗面ボウルが置かれ、プレミアムフロアに用意されるロクシタンのバスアメニティセットがキレイに並びます。
▲プレミアムフロアのアメニティ
ホテルのロゴが刺繍された厚手のバスタオルは、スイートルームとプレミアムフロアに用意されています。
東京タワーを一番近くに感じる人気の客室
「パノラミックコーナーキングルーム」のデザインテーマは “Panoramic Horizon(パノラミック ホライゾン)”。開放感抜群のワイドビューを楽しめるコーナールームです。特に東京タワービューの客室は大人気。ベッドからも見えるほか、バスタブからも東京タワーを眺められるスペシャル感たっぷりの客室です。
▲パノラミックコーナーキングルーム(ビューバス)
▲ベッド幅は180cm
▲大きな窓を備えたビューバス
ガラス張りのシャワーブースと、気泡が噴き出すブロアバスを備えた贅沢な作りです。
▲バスタブからも東京タワーを眺められます
33階の朝食会場も眺望抜群
朝食は33階にある「スカイバンケット」の洋食ブッフェと地下1階の「日本料理 芝桜」の和食から選べます。今回は東京タワーの景色を楽しめる洋食ブッフェをチョイス。シェフが目の前で焼き上げるオムレツや焼き立てのパンケーキなど人気メニューもそろいます。
▲早朝の「スカイバンケット」からも東京タワーを一望
▲冷製メニューやサラダ、フルーツ、シリアル、ドリンクなどが並びます
▲クリスピーベーコンやソーセージ、「ハラールのチキングリル」などの温かいメニュー
▲「パンプキンサラダ」や「スモークサーモン レモン&ケッパー」などひと手間を加えたサラダ
サラダのトッピングには栄養価の高いスーパーフードのキヌアパフほか、パルメザンやハチミツなどを用意。そのうえ自家製のドレッシングもあるので味わっておきたいです。
▲フレッシュサラダは彩り豊か
▲窓際席から絶景を楽しみながらの朝食
オムレツはエッグステーションで出来立てをいただけます。プレーンのほかにハム、チーズ、オニオン、香草風味などを選べます。ハムをオーダーすると具がたっぷり入っていました。
▲出来立てのオムレツ
カリカリのクリスピーベーコンやサーモン、かぼちゃのサラダなど、お腹いっぱいになる美味しいメニュー。和食の料理人が作る味噌汁は麹や出汁の風味が豊かで、ほっとする味わいです。
▲種類も豊富なブッフェメニュー
季節の野菜がゴロゴロ入ったカレーライスは常連客にも人気の味。肉や小麦を一切使わないハラール対応で、野菜の旨味を実感します。香辛料をたっぷり使ってスパイシーですが、ココナッツミルクでマイルドに仕上げた、朝でも食べやすい味つけです。
▲野菜の旨味を凝縮したハラール対応カレー
ふっくらと焼き上げたパンケーキも大人気メニュー。6種類のソースは「メープルシロップ」や「ホイップクリーム」、「ジャム」「ゆであずき」など。いちごジャムはホテル自家製で、たっぷり入った果肉がうれしかったです。
▲焼き立てのパンケーキ
間近から見る東京タワーの絶景がすばらしい【ザ・プリンス パークタワー東京】。都会の風景をパノラミックに満喫できるホテルです。32階のプレミアムクラブラウンジや最上階のバー「スカイラウンジ ステラガーデン」など、またとない風景を満喫してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ザ・プリンス パークタワー東京 https://www.princehotels.co.jp/parktower/>