1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【ジブリパーク「魔女の谷」を深堀り】魔女の宅急便「キキの家」と「オキノ邸」編

【ジブリパーク「魔女の谷」を深堀り】魔女の宅急便「キキの家」と「オキノ邸」編

  • 2024.3.4

ジブリパークに2024年3月16日(土)開園する待望の新エリア「魔女の谷」。魔女の谷にあるのは、『魔女の宅急便』 の「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」や「ハウルの城」、『アーヤと魔女』 の「魔女の家」など。今回は、ひと足早く内覧会に参加して見つけた、『魔女の宅急便』の「キキの家」と「オキノ邸」の魅力を深掘りしてご紹介します!

 

海の見える街で暮らした「キキの家」

「グーチョキパン屋」の裏にまわると、映画『魔女の宅急便』の主人公キキと黒猫ジジが生活する「屋根裏部屋」へと続く階段を発見! ここでは、キキの部屋に遊びに行くことができるのです。

 

 

一歩足を踏み入れると、そこはもう『魔女の宅急便』の世界そのもの。キキになったつもりで過ごしてみましょう。

映画の中にも度々登場する赤いラジオから、あの歌が聞こえてきます。

ラジオの横には「Dear Kiki」と書かれたダイアリーが。ぜひ開いてみてください。

ベッドフレームのデザインまで忠実に再現されています。この街で、ベッドのある暖かい部屋にたどり着くことができたキキは、どれほど安心したでしょうか。キキの相棒のほうきと、オレンジ色のバッグも発見。

中には何が入っているのでしょう。地図、ノート、水玉のポーチ。映画と見比べてみると楽しいです。

壁には「黒猫」と「海の見える街」。映画を表すキーワードですね。

キッチンも見事に再現されています。「ジブリ飯」と呼ばれるほど、ジブリ映画に登場する食事シーンは印象的で記憶に残るもの。13歳のキキは、ここで一生懸命パンケーキを焼いていました。

開いたままの箱から漂う生活感。もしかして、ついさっきまでキキがここでパンケーキを焼いていたのでは?

カーテンが半分閉まった棚も、ちょっと覗いてみます。

パンケーキやソーセージを食べるキキにとって必要な調味料。

これは、あのマグカップだ!

物は決して多くありません。最低限の物に囲まれて生活している様子が伝わってきますが、一つひとつのデザインはカラフルで可愛いですね。

3段チェストの引き出しを開けてみると、衣類などが収納されていました。あとの2段は、開いてみてのお楽しみ。

入り口付近のモップやバケツからは、キキが掃除に励むシーンが浮かびます。

おじゃましました・・・と外に出ると、見覚えのある服を発見。やっぱりここに、キキがいる! そう思わせてくれる芸の細かさに脱帽です。

 

キキが修行前に家族と過ごした「オキノ邸」

キキが修行前に過ごした2階建ての家「オキノ邸」の中も、隅々まで見れるなんて感激です。

お馴染み「魔女にご用の方はベルを鳴らして下さい」の看板。早速玄関から入ってみましょう。

壁紙が可愛い玄関ホールの左右には、2つの見どころがあります。

まずは、キキの母親コキリが切り盛りする「魔女の店」。

たくさんのドライフラワーが天井から吊るされ、緑いっぱいの部屋。実際に外から光が入ってくるので、明るくて気持ちのよい空間です。

キキのお母さんは、この奥で薬を作っていましたよね。

お店は別の場所からも覗くことができます。こちらに並んでいるのは薬の材料でしょうか。

カラフルな植物が美しい「魔女の店」は、ジブリらしい世界観で記憶に残るシーン。細部まで再現された夢の中のような空間は、じっくり見学したい場所のひとつです。

「魔女の店」の逆サイドには「客間」があります。

黒電話から『魔女の宅急便』の時代を感じますね。

奥に進むと、ダイニングキッチンに辿り着きました。

テーブルに並ぶスイーツやティーポット。

キッチンは、それぞれの家庭の暮らしのカラーが濃く表れる場所ではないでしょうか。オキノ邸にはおいしそうなパンやデザートなどがたくさんあったのですね。可愛らしい陶器類にも目がいきます。

キキも、ここで家族団欒の時間を過ごしていたのだろうと想像してみました。

続いてリビングルーム。オキノ邸のインテリアは部屋ごとにテーマカラーが異なり、壁紙や家具の色遣いがおしゃれです。

レコードから流れるこの曲は・・・! もしかすると、キキが実家で聴いていたお気に入りソングだったのかもしれません。

撮影はできませんでしたが、2階には「キキの部屋」や、魔女を研究している「父親の書斎」があり、中をゆっくり見学できます。

家の隣の「車庫」には数種類のほうきを発見! さすが、空飛ぶ魔女の家ですね。

家そのものが丸ごと再現された空間

「キキの家」と「オキノ邸」の魅力は、外観から内部まで丸ごと映画の世界を再現しているところ。ぜひ、映画を見返し予習してから訪れてみてください。細かい再現パーツにも気づけて、さらに楽しめるはずです。

ジブリパーク

愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1

平日10:00~17:00 土・日・休9:00~17:00

休園日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)

年末年始及びメンテナンスなどの指定日

※チケットは予約制です。「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」(以上、魔女の谷)、「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)計5つの各建物内部観覧は「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が対象となります。

※ジブリパークは通常の営業時、一部を除き、撮影できません。

※各店舗の営業時間は、ジブリパーク公式の案内にてご確認ください。

© Studio Ghibli

[Photos by Yukika Sonoda]

 

 

元記事で読む
の記事をもっとみる