1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「彼だけど…私と結婚したいって言ってる」幼馴染のセリフにあ然→10年後、連絡してきたと思ったら…

「彼だけど…私と結婚したいって言ってる」幼馴染のセリフにあ然→10年後、連絡してきたと思ったら…

  • 2024.3.2

私は30代半ば。恋愛よりも仕事を優先してきました。ですが、少し前に出会いがあり、まもなく結婚式を迎えます。最近は準備でひとり慌ただしい日々を送っており……、というのも婚約者が乗り気ではないのです。

ひとりで結婚式の準備をしていると、手伝うよと幼馴染が声をかけてくれました。その気持ちがうれしくて、私も彼女が困ったときにはいつでも助けようと思ったのです。

私の結婚が決まって自分も焦りだしたと言う幼馴染も、そろそろゴールインのよう。お付き合いしている彼とそんな話をしているのだと言っていました。

結婚式に姿を見せない新郎

結婚式当日。彼が時間になっても現れず、私も義理の家族も心配していました。どこかで事故に遭ったのかも……という不安もよぎります。

私は居ても立っても居られず、あちこちに連絡をしました。もちろん、式に出席予定の幼馴染にも……。

彼女は、式を中止するようアドバイスしてきました。今すぐ連絡すれば、招待客がわざわざ式場に向かわなくて済むと言うのです。彼が遅れてくるかもしれないという気持ちを捨てきれない私は、彼女のアドバイスに素直に従えませんでした。彼女の衝撃の告白を聞くまでは……。

なんと彼は、幼馴染の彼女と一緒にいました。そして私とは結婚せず、2人で駆け落ちするというのです。

事実を明らかにした幼馴染は得意げでした。1年以上前から関係を持っていたと言い、それも彼女のほうから誘ったと言うのです。私は彼女を親友だと思っていたので、とてもショックでした。それにしても、式が中止になるとわかりながら手伝いをしていたとは……。

あの騒動から10年がたち…

お互いの家族と縁を切り、駆け落ち同然で結婚した幼馴染と元婚約者。当時彼女のおなかには、子どもまでいたそうです。あれから10年の月日がたち、私の生活もすっかり変わりました。

「10年ぶり~♡」
「婚約者奪われたあとはまだ独身? 惨めだね〜」

ある日突然、幼馴染が連絡してきたのでとても驚きました。街で偶然、私を見かけたというのです。そして、以前は興味のなかったブランドバックを持って歩いているのを見て、お金でしかマウントが取れなくなったのだと思ったようで。本当にあきれました。

「子ども3人いるけど……」
私が真実を伝えると、彼女は言葉を一瞬失ったようです。
「は?」

彼女は私がうそをついていると思ったようで、なかなか信じようとはしません。たとえ彼女に信じてもらえなくても、私は平気なのですが……。

結婚が破談になった当初はもう恋愛も結婚もしないと思っていましたが、出張先の海外で夫と出会い、運命が変わったのです。彼女は、略奪した彼より優良物件であるはずがないと、自分勝手に私の夫を想像します。しかし残念ながら、婚約者だった彼より数倍も優秀で、稼ぎのある人です。

数日後、彼女はまた連絡をしてきました。インターネット上のコミュニティサイトから私を見つけ出し、いろいろと調べたようです。私の言うことがうそじゃないとわかると、今度は夫に職を紹介してほしいと懇願してきて……。

幼馴染と元婚約者の現在

元婚約者は会社のお金を横領しているのがバレて、現在は無職とのこと。私の夫が優良企業の仕事を紹介すれば、夫も張り切って働くはず。そう彼女は言いますが、そんな義理はありません。

彼女から今さら謝られ、やっぱり私が一番の親友だった、信頼できたのは私だけだったなんて告白されても、白々しいだけ。ある意味、今ある幸せは彼女のおかげかもしれません。

彼女の要望に応えずにいると、ソーシャルメディア上で嫌がらせをしてくるように……。私は法的措置をとり、彼女とは縁を切りました。

いろいろとつらいこともありましたが、今この幸せがあるのは夫や周りの人たちのおかげ。家族との時間を大切に過ごしたいと思います。

◇ ◇ ◇

結婚式を台無しにしておいて、都合よく頼られても困りますよね。連絡なしに式をドタキャンするような婚約者とは結婚しないで正解。今は幸せな生活を送っているとのことでよかったです。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる