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<お金のしくじり>投資で「損したらどうしよう」株価急落に焦った結果、さらにピンチになって──!?

  • 2024.3.2
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新NISAがスタートし、投資に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。友人のA子もNISA制度を利用して投資デビューをしましたが、投資スタイルが合わず失敗してしまいました。友人から聞いたしくじりエピソードをご紹介します。

画像: ftnews.jp

少額から投資デビュー

A子はNISA制度を利用して投資デビューを果たしました。
慎重派のA子は元本割れが心配になり、投資信託の少額の積み立てからスタート。様子を見ながら投資金額を変更していくことにしました。
最初のうちは、どうなるかドキドキするもの。A子も毎日値動きをチェックしましたが、購入した投資信託は価格変動リスクが小さい商品だったため、大きな変動はありませんでした。
含み損(買ったときよりも値下がりした状態)が生じて焦ったときもあったけれど、積み立てを続けていると含み益(買ったときよりも値上がりした状態)が少しずつ増えていくように。
コツコツと続けることが大事だと学んだA子は、値動きを毎日チェックしなくても平気になり、精神的に余裕をもって投資に向き合えるようになりました。

小さなリターンでは物足りなくなったA子

投資信託の積み立てに慣れたA子は、次第に物足りなさを感じるようになりました。価格変動リスクが小さい投資信託では大きな収益が出なかったため、「もっと儲けたい」と欲が出たのです。
そこでA子は個別株に目を付けました。個別株とは、投資信託のように最初から何百もの銘柄を同時に保有して投資するやり方ではなく、ピンポイントで企業を選んで投資するやり方です。個別株はリスクはあるけれど、大きなリターンを得られる可能性も十分あります。
A子は銘柄を自分で選ぶ自信がなかったため、雑誌で注目銘柄として紹介されていたものを選択。「プロが紹介している銘柄だし、きっと大丈夫だろう」と、よく調べずに購入してしまいました。

株価が暴落!

大きなリターンを期待していたA子ですが、思い通りにはいきませんでした。なんと、業績悪化により株価が急落してしまったのです。
予想外の展開になり、A子は大慌て。毎日何度も株価をチェックして、一喜一憂するようになりました。
A子は会社員でしたが、仕事をしていても株価が気になってそわそわ。勤務中もスマホを手にトイレに行き、株価を確認するようになってしまいました。

自分に合わない投資で大失敗

A子は席を外す回数が増えていき、ついに上司から「仕事をサボって何をしているんだ!」と叱られてしまいました。
このままでは仕事に集中できないし、ストレスが溜まる一方だと気づいたA子は、思い切って株を売却することに。結局20%以上も損失を出してしまいました。

会社員のA子はこまめに株価をチェックすることが難しく、値動きが大きな銘柄は向いていなかったのです。投資スタイルが合わなかったことから、心もお金もすり減らしてしまいました。自分に合った投資スタイルを見つけることが重要だと気付かされた出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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