細く・長く「形はそのまま」見た目を変える
季節の端境期。試してみたい新しさはあれども、好きなものはブレない。だからこそ、欲しいのはその中で変われる「おしゃれの手数」。そこで微妙な3月にコートがあってもなくても、結果スタイルよく見えることを前提に、直球なIラインのスタイリングパターンを考察。
RULE01_いちばん外はまじめなものだけ
ラフにはおったジャケットでまじめなフォルムを作れば、中にラクなアイテムを投入しても、すっきりスマートな印象をキープ。抜け感のおかげもあって、次のシーズンも感じさせるスタイリングに。
アウターとボトムがシャープならインナーにゆるさがあっても自然とすっきり
黒のジャケットと白のスラックス。どちらもかっちりしたものだから、中にゆるめのニットを着ても、必然的にシルエットがぼやけずしゃっきりとした印象に。ニットカーデのVネックやラインのデザインもメリハリに貢献。ボトムと靴の色をそろえると、フラットでも脚長をねらえる。
RULE02_コートとレギンスで細長く
冬のコートも、ウエストメイクしてスタイルアップなワンピースのような着こなしに。さらにレギンスなどのスリムなボトムが、体の凹凸をより良く見せるアシスト役として効果的。
腰から入った深いサイドスリットを利用して隠しながらもシャープに導く
長いコートと細いレギンスを組み合わせてつくったIライン。ベルトでウエストマークした高い腰位置と、そこから続く深いスリットのおかげでこの上なくスレンダーに。足元も先細パンプスを合わせて、つま先までも脚の長さの一部に。
RULE03_サスペンダーも味方につけて縦長に
一つ一つ見たら、シンプルなアイテムでもサスペンダーが入るだけで途端にスレンダーなIラインを形成。ブーツインもあいまって、よぶんな凸凹がなくスマートなフォルムに整う。
サスペンダーとロングブーツ。さらにストールも足して小物でも縦長を意識
アイテムの持つ知的な雰囲気も手伝って、すらりとした見た目を描くリブタートルとベージュのストレートパンツ。さらに細長い小物を要所に散らして、リーンな印象へ誘導。仕上げに肩にかけた黒のロングコートで全体の輪郭を縁どれば、パーフェクト。
スタイリングのプライスや詳細【全20選の一覧】≫≫あてはめれば簡単にスタイルアップ「コートあり・なし、どちらでもスタイル良く見える」3つのパターン