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意外な落とし穴!便利な家族カードのデメリット5選

  • 2024.3.1

「クレジットカードは、家族カードと自分名義のカードのどっちがよいのだろうか?」
「家族カードを持っているけど、自分名義のカードも作っておくべきかな?」

このような疑問を持っている人も多いのではないだろうか。家族カードは審査なしで作れるので便利だが、実は意外なデメリットがあるので注意が必要だ。

あとで困ることのないように、家族カードのデメリットについて理解しておこう。

■デメリット1:クレヒスが育たない

家族カードの最大のデメリットは、クレヒスが育たない点だ。クレヒスとはクレジットヒストリーの略語で、クレジットカードやローンを利用した履歴のことをいう。

クレヒスを良い状態に育てておかないと、クレジットカードやローンの申し込み時、審査に落ちる可能性が高くなる。

家族カードしか使っていない人は自分名義のクレヒスが空白状態のため、返済能力があるか判断できないからだ。

良いクレヒスを作るには、自分名義のカードを作って毎月の支払いを滞りなく積み重ねていくことが大切だ。

■デメリット2:購入履歴が家族内で共有される

家族カードの利用代金は本会員に請求されるため、利用明細も本会員宛てに届く。家計管理には便利だが、家族に知られたくない買い物をするときには不便だ。

家族カードしか持っていない人が家族にサプライズでプレゼントを贈る場合には、現金払いで購入するしかないだろう。

■デメリット3:本会員がカードを解約したら使えなくなる

本会員が何らかの理由でクレジットカードを解約した場合、当たり前だが家族カードも使えなくなる。本会員が亡くなったり離婚したりした場合も、家族カードは解約しなければならない。

その時点で自分名義のクレジットカードを作ろうとして、もし審査に通らなかったら慌てることになるだろう。

■デメリット4:利用限度額が足りなくなる可能性がある

クレジットカードの利用限度額は、本会員と家族カードの利用金額が合算されるため、家族がカードを使いすぎると本会員の利用枠が減ってしまう。

家族と利用状況を共有しておかないと、突然カードが使えなくなって困るかもしれない。

■デメリット5:ポイントは本会員に付与される

クレジットカードのポイント集めを楽しみにしている人は多いだろう。家族カードの場合は本会員にポイントが付与されるため、楽しみが半減してしまうかもしれない。

ポイントを自分で使いたいのなら、自分名義のカードを作ろう。

■自分名義のカードで良いクレヒスを育てよう

家族カードにはデメリットもあるため、利用するとしても自分名義のカードと併用することをおすすめする。

専業主婦や学生など収入がない人でも作りやすいカードがあるので、この機会に検討してみてはどうだろうか。

文・たなべようこ(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
証券会社に10年勤務。主に個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は金融関連資格と自身の投資経験を活かして、金融ライターとして活動中。

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