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【リトアニアの旅】 首都ビリニュスで、かわいくておいしい食巡り

  • 2024.3.1

バルト三国の一番南に位置し、美食の国としても知られるリトアニア。首都ビリニュスはのんびりとして居心地がよく、迷路のように入り組んだ小さな街。そんなビリニュスの旧市街で見つけた、かわいいパン屋さんやカフェ、モダンなレストランまで、とっておきのおいしい店をご紹介します。

■リトアニアのかわいいお菓子とパン

「Kmyninė」 クミーニネ

働いている女の子もかわいい。

ビリニュス旧市街から川を隔てた場所に位置する、アーティストが集まるウジュピス。独立国家を自称したこのエリアで見つけたのが、かわいいパン屋さん「Kmyninė(クミーニネ)」。

ショーケースにずらりと並んだ、パンやお菓子を量り売りで購入できます。リトアニアの伝統的なパンのほか、クッキーやケーキも並び、カフェスペースでお茶することもできます。

パンは一口サイズのものもあり、食べ歩きにもおすすめ。街歩きに疲れたら、ちょっと立ち寄りたいお店です。

リトアニアの郷土菓子「grybukai(グリブカイ)」。きのこの形がかわいい。

クランベリーとヨーグルトが包まれた「skareles」など、ほかではあまり見ないパンも。

カフェスペースは、一人でほっとひと息つくのにぴったり。

Kmyninė

クミーニネ

Užupio 38, Liejyklos 6, Pylimo 21, Vilnius, Lithuania
営業時間:7:00〜21:00(火・金曜は20:30まで、土・日曜は9:00〜19:00)
無休

■オーガニックな食材が揃うグローサリー

「Senamiescio krautuve」 セナーミエスチョ クラウトゥヴェ

店内もかわいらしい雰囲気。

リトアニアに関係のある100以上の作家の作品が壁に埋め込まれたかわいい路地、リテラトゥ通りにある、オーガニック食品のグローサリー「Senamiescio krautuve(セナーミエスチョ クラウトゥヴェ)」。

果物や野菜など、日々の食料品から、はちみつやジャム、お茶、お菓子など、お土産にもよさそうなものがずらりと並びます。キッチン付きのホテルに宿泊するなら、ここで食材を買って料理するのも楽しそうです。

英語が通じないながらも、笑顔で対応してくれる店員さん。

リトアニアのバームクーヘン「šakotis (シャコーティス)」も。

Senamiescio krautuve

セナーミエスチョ クラウトゥヴェ

Literatų g. 5, Vilnius, Lithuania
営業時間:10:00〜20:00(日曜11:00〜17:00)
無休

■ホームメイドスイーツと珍しいコーヒー

「Kitchen Coffee」 キッチン コーヒー

かわいい外観に惹かれて入ったのが、「Kitchen Coffee(キッチン コーヒー)」。ベラルーシ人のアンナさんが、2023年にオープンした居心地のいいカフェです。

コーヒーは自家焙煎した豆を使用し、デザートはすべて自家製。アボカドトーストやエッグベネディクト、ポテトワッフルなどのメニューもあり、ブランチやお茶するのにおすすめです。

ここで注文してみたいのはラフコーヒー。クリームとミルクをエスプレッソと合わせてホイップしているので、やわらかな口当たり。それにレモンを加えたコーヒーは、初めて飲む味わいです。

ラムのババやバスクチーズケーキ、ココナッツのプリンなど、魅力的なスイーツがずらり。

左からカプチーノ3ユーロ、シトラスラフ3.60ユーロ。

Kitchen Coffee

キッチン コーヒー

Šv. Mykolo g. 4, 01124 Vilnius, Lithuania
営業時間:9:00〜18:00(キッチンオーダーは16:00まで)
無休

■カジュアルでモダンな、人気カフェでランチ

「LOLA」 ロラ

行列のできる、朝食とブランチのお店を街の外れで発見。赤と黄色、青色に装飾された店内は、モンドリアンの作品のようなモダンな雰囲気。

ブリトーや卵料理、サンドイッチ、フレンチトーストなど、ボリュームたっぷりの魅力的なメニュー。活気のあるお店で、リトアニアの今を感じられそうです。

バーベキュープルドポークが乗った、ボリュームタップリのトースト。

チーズケーキもおいしそう。

LOLA

ロラ

Naugarduko Str. 2a Vilnius, Lithuania
営業時間:8:00〜18:00(土・日曜は10:00〜)
無休

■リトアニアの歴史を感じる、モダンキュイジーヌ

「Erlio Namas」 エルリョー ナーマス

レストランの雰囲気も素敵です。

ビリニュスの夜に訪れたのは、リトアニア料理のレストラン「Erlio Namas(エルリョー ナーマス)」。前菜からデザートまで、ワインと料理のペアリングを楽しめます。

地元の農家の菜園や森、海で収穫した、旬のもののみを使った料理は、リトアニア料理の伝統を継承し、レシピを現代的に解釈。4品(50ユーロ)と6品(60ユーロ)から選ぶことができます(ペアリングするワインは別料金)。

ウェイターが説明してくれるリトアニアの食の歴史の話を聞き、それに基づいた料理を一品ずつ味わうという特別な体験は、美食の国ならでは。美しくおいしい料理に、見た目もお腹も大満足できます。

リトアニアの食の歴史も興味深い。

18世紀のメインメニューは、鶏肉。

18世紀のデザートは、梨のデザート、りんごのアイス添え。

Erlio Namas

エルリョー ナーマス

Shv. Jono g. 7, Vilnius, Lithuania
営業時間:17:00〜22:00(金・土曜は23:00〜)
無休

photograph:Keiko Ichihara text & edit:Mayumi Akagi cooperation:Lithuania Travel、LOT

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