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アリアナ・グランデ、ニューアルバム制作の「裏話」を明かす

  • 2024.2.29

3月8日に待望のニューアルバム『Eternal Sunshine』をリリースするアリアナ・グランデだが、自身が出演する映画が公開されるまではアルバムをリリースするつもりはなかったそう。(フロントロウ編集部)

アリアナ・グランデがアルバムのリリースを予定より早めた理由

3月8日に待望のニューアルバム『Eternal Sunshine(エターナル・サンシャイン)』をリリースするアリアナ・グランデが、少なくとも2025年までアルバムをリリースするつもりはなかったと『Zach Sang Show(原題)』で明かした。

アリアナがインスタグラムで公開した『Eternal Sunshine』のトラックリスト。

なぜ当初の予定よりも早くリリースすることにしたのか? それには、昨年7月から11月まで続いたSAG-AFTRA(全米俳優組合)のストライキが大きく関係しているという。ご存じの方も多いと思うが、アリアナは2024年&2025年に2部作で公開予定の映画版『ウィキッド』に出演しており、2022年12月からイギリスで撮影を行なっていたが、ストライキで撮影中断を余儀なくされた。

「新しい曲を作るつもりはありませんでした。アルバムを作るという目標は持っていませんでした。じつは、私は『ウィキッド』の1作目あるいは2作目が終わるまでは、音楽を世に出すことに大反対していたんです。(曲を出したとして)自分がどう感じるか、確信が持てませんでした」

しかし、ストライキによって『ウィキッド』の撮影が中断されると、アリアナはアメリカに帰国し、プロデューサーのマックス・マーティンとチームを組んだ。

「すべてが溢れ出し始めました。(マックスと)最初の1週間を一緒に過ごしたあと、私は毎日ひとりでスタジオに通い続けました。そうやって自然なかたちで続いていきました。だから、私はただそれに反応し、耳を傾けることにしました。こうやって自分の中から出てくるのなら、(アルバムを)発表してもいいのではないかと思うようになりました。多分、これは共有されるべきだと」

ちなみに、『Eternal Sunshine』は、アリアナにとって『Positions(ポジションズ)』以来、約3年半ぶりのアルバムとなるが、『ウィキッド』で自身が演じるグリンダのおかげで音楽との関係が“進化”したそうで、「音楽との関係やアーティストであることに関して抱えていた、個人的で奇妙な問題の多くを癒すのに役立ちました」とも述べている。

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