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ブンデスで3試合出場の福田師王、「日本とはフィジカルやスピードが違う」「ドイツ料理が好き」

  • 2024.2.29
ブンデスで3試合出場の福田師王、「日本とはフィジカルやスピードが違う」「ドイツ料理が好き」
ブンデスで3試合出場の福田師王、「日本とはフィジカルやスピードが違う」「ドイツ料理が好き」

Text by 石井彰(編集部)

神村学園高等部を卒業後、Jリーグを経ることなくドイツへと渡った福田師王。ボルシア・メンヘングラートバッハのリザーブチームに所属し、地域リーグを戦っていた。

そこで14試合に出場して5ゴール1アシストと結果を残したことから1月にトップチームへと昇格することになり、レヴァークーゼン戦、バイエルン・ミュンヘン戦、そしてRBライプツィヒ戦と3試合で途中出場している。

まだプレー時間は総計21分とわずかであるが、ブンデスリーガのベンチ入りメンバーとして常に名を連ねるようになっている。

今回彼はクラブのオフィシャルインタビューで以下のように話し、トップチームに昇格してからの1ヶ月あまりについて語っていた。

「クラブの人々もチームメイトも、とても良く接してくれているよ。ここでの時間を本当に楽しんでいる。とくに、ボルシアMGのファンのサポートは素晴らしい。そして、僕はドイツ料理がとても好きなんだ。

ドイツのサッカーについては、日本とはフィジカル面や試合のスピードが違うので、最初は簡単じゃなかった。ただ時間が経つにつれて、ヨーロッパのサッカーやより高いレベルのプレーになんとか適応できたよ。どんなパスからでもゴールを決められるように学んでいったんだ」

(トップチームに合流してからしばらく経つね。板倉滉がいることは助けになっている?)

「トップチームのメンバーになれたことはとても嬉しいよ。本当に大きな自信を与えてくれた。トレーニングでも試合でも、僕は自分の技術のベストを出そうと取り組んでいるよ。

コウ(板倉滉)は同じ日本から来ている選手だし、僕にとってはとても大きな助けになっているんだ。彼はピッチ上でもピッチの外でも多くのサポートをしてくれる」

(ブンデスリーガでのデビューはレヴァークーゼン戦だったね。どんな感覚でピッチに出た?)

「なんとしても勝ちたかった。自分がブンデスリーガにデビューするというよりも、チームと試合のことを考えていた。ゴールを決めて、勝利したかった」

(バイエルン戦、ライプツィヒ戦でも試合終了間際に出場したね)

「守備とアグレッシブなプレッシングを監督からは求められていたよ。そして最終ラインの裏を狙えと指示されていたんだ。それを実行できるように全力を尽くしたよ」

(次の試合で何を達成したい?)

「おしなべて言えば、個人のパフォーマンスをもっと向上させたい。そしてもっと出場時間を手にして、チームの成功に貢献したい。ゴールを決めて、それを勝利に繋げたいんだ」

現在ブンデスリーガで12位となっているボルシアMG。先週末のボーフム戦は5-2と勝利を収めたものの、それ以前は1月15日のシュトゥットガルト戦から5試合に渡って白星がなかった。

今週末は土曜日にマインツ戦を控えている。福田師王はそこで「ブンデスリーガ初ゴール」を決めて勝利を導くことができるだろうか。

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