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なぜ各地の天満宮には梅の名所が多い?梅の見ごろは3月上旬まで!

  • 2024.2.29
出典:ぎゅってWeb

亀戸天神は300本の梅の木が境内にある「花の天神様」

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難病持ちフルタイムワーママのみみみかんです。今回は東京江東区にある東宰天満宮「亀戸天神の梅まつり」を紹介します。娘には四季折々の季節や行事を体感してもらいたく、春の訪れを感じられる梅まつりには足を運びたいと以前から思っていました。ついに念願叶って梅を楽しむことができました!

特に亀戸天神は300本を超す梅の木が境内にあり、「花の天神様」とも呼ばれているそう。2月上旬〜3月上旬の「梅まつり」だけでなく、4月中旬〜下旬は「藤まつり」、10月中旬~11月中旬は「菊まつり」と、季節の花の催しが行われていることからそう呼ばれているようです。

ところで、天満宮には梅の名所が多い気がしませんか?亀戸天神のほかに東京の湯島天神や京都の北野天満宮は梅の名所として名前があがることが多い印象です。

梅を愛した菅原道真公

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天神様と言えば、「学問の神様」として知られる菅原道真公。幼いころより卓越した才能を発揮し、異例の早さで朝廷の要職に就いて活躍したほか、学問はもとより書や和歌・連歌などにも秀でた人物とされています。道真公が梅をこよなく愛したというエピソードから各地の「天満宮」には、梅の木が多く植えられているのだとか。

亀戸天神の本殿の横にも、道真公が5歳で詠んだとされる和歌「美しや 紅の色なる梅の花 あこが顔にも つけたくぞある」と梅にちなんだ歌碑がありました。そして、この歌碑のそばには、接木をすることで一つの木に紅梅と白梅の花が咲くことで有名な「五賢の梅」を楽しむことができました。

梅に鶯!

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境内の梅を楽しんでいると、娘が「スズメがいるよ!」と一言。娘の目線の先に目をやると…「ウグイス!? 」。なんと春を象徴する代名詞でもあるウグイスの姿が…!!

「梅に鶯」と言えば、美しく調和するものの例えで使われる諺のひとつ。娘にもそのことを説明しつつ、「ウグイスは鳴き声がキレイなんだよ。梅もウグイスも春を象徴する言葉だよ」とうんちくを披露できた母は大満足でした。ただ家に帰ってからネットを見ると、ウグイスではなく実はメジロである場合が多いという話も…。

多種多様な梅を満喫

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境内を散策していくと、本殿を向かって右手に一つの木に白梅とピンク色の梅が混ざって咲いている「おもいのまま」という木も鑑賞できました。一つの木に紅梅と白梅の花が咲く「五賢の梅」も圧巻でしたが、「おもいのまま」もかわいらしくやさしい気持ちになりました。

もう少し予習しておけば…!

終始大満足の梅まつりでしたが、もう少し予習をしておけばもっと楽しめたかも!? 「梅まつり」の期間中、福岡県の太宰府天満宮から「太宰府の梅」が“梅の使節”として訪れていると聞いたのですが、どこにあったのだろう…。

この梅の使節は、菅原道真公が太宰府に左遷される際に、自宅の梅を思って和歌を詠んだところ、一晩で梅が飛んできたという「飛梅の伝説」にちなんだ毎年の恒例行事となっているのだそう。

また、境内の梅を堪能した後に「梅大福」をいただこうと考えていたのですが、茶店に戻った時には売り切れてしまっていました。ざんねん…早めにいただいておけば良かった。

梅は3月上旬ごろまでが見ごろ

梅は3月上旬ごろまでが見ごろだそう(亀戸天神の梅まつりは3月3日までだそう)。ぜひ今週末は春を感じにおでかけするのは、いかがでしょうか。

今週末は春を感じに「梅まつり」へ足を運んでみませんか?

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<ぎゅってブロガー/みみみかん>

知育が大好きで、都内で開催される体験イベントやおうちでできる取り組みを共有できればと思います。みみみかん自身は難病持ちのフルタイムワーママなので、体力的にも時間的にも無理なく楽しく過ごす娘との日常生活をお伝えします。

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