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鈴木昂秀、THE RAMPAGEメンバーから「もうやられています…」初主演作への愛のある“いじり”を告白

  • 2024.2.29
鈴木昂秀、THE RAMPAGEメンバーから「もうやられています…」初主演作への愛のある“いじり”を告白
(C)BOKURANOFILM

野村康太は「昂秀くんの家に何回もお邪魔したり」と仲良しエピソード語る

鈴木昂秀(THE RAMPAGE)の映画初主演作『ただ、あなたを理解したい』の公開記念舞台挨拶が開催された。当日は主演の鈴木、共演の野村康太、新谷ゆづみ、森高愛、伊藤千由李、比嘉秀海、碓井将大監督、さらにプライベートで共演者の応援に駆けつけていた吉田晴登が登壇。笑いと熱気溢れるイベントとなった。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、そしてそこから派生したヒップホップユニットMA55IVE THE RAMPAGEのダンサーとして活躍する鈴木だが、俳優として主演を務めるのは本作が初となる。「主演のオファーを受けた時にTHE RAMPAGEのメンバーからは何を言われた?」という質問を受けた鈴木は、「なんか言われたかな…?」と思案しつつも、「『マジで?』とか『すごいじゃん』とか、『主演俳優じゃん、ヤバくない?』とか。そんな感じに言われましたね」とメンバーの反応について明かし、会場を沸かせた。

碓井監督が「この前、何かの番組で見たんですけど、映画のタイトルをいじってなかった? THE RAMPAGEさんがロケに行くような番組で」と尋ねると、鈴木は「そうなんです。『ただ、昂秀を喜ばせたい』と」と白状。「早いよ、今日初日なのに。もういじってるの?」と驚いた様子の碓井監督だったが、「はい、もうやられています」とまっすぐに語る鈴木に、「愛情がありますね」と思わず笑ってしまった。

監督を筆頭に、スタッフ、キャストも若い人たちが多かった本作。その雰囲気について野村が「みんなすごく仲が良くて。撮影が終わった後もみんなでご飯に行ったり。僕も最近、昂秀くんの家に何回もお邪魔したりしました。本当にみんなの仲の良さがこの作品に出ているので、それを感じていただけたら」と明かす。

それを受け、「僕が聞いた情報によると、服をねだりに行っているとか?」とぶちまけた碓井監督。その言葉に「違いますよ」と笑った野村は、「ただ同じような洋服はいただきました。僕がパーカーのバージョンで、昂秀くんがスエットのバージョン。おそろいです」と返答。それには碓井監督も思わず「仲がいいね」と笑顔を見せた。

男性のキャスト陣では野村が率先して「一緒に風呂に入ろう!」と呼びかけて仲を深めたというが、伊藤によると「女性メンバーも1回大浴場に入って仲を深めました。なんか女子旅みたいな雰囲気はありましたけど、それ以外でもみんなでいることが多かったので。それこそ映画の内容も幼なじみという話なので、本当に久々にみんなで集まった、という雰囲気になりましたね」という。

比嘉は面白かったエピソードを聞かれ、「昂秀くんは体力がえげつないんですよ。一番タイトなスケジュールで、朝から晩まで撮影をしていたんですけど、僕が先に撮影が終わって帰ったりすると電話がかかってきて。『比嘉くん。今、撮影が終わったんだけど、ご飯食べよう』と言ってきたこともあった」と明かすと、登壇者たちは「すごいなぁ」と感心した様子をみせた。

最後のあいさつを求められた鈴木は、「この映画から受け取ることができるメッセージも、1回見るのと、2回、3回見るのとでは本当に変わってくると思うんです。ですから1回とは言わず、何回でも見ていただけたら。そして(鈴木が所属するヒップホップユニット、MA55IVE THE RAMPAGEが担当する主題歌の)『ガーベラ』も2月21日から配信となりました。この映画と一緒に成長できるように、引き続き頑張っていきたいと思います」とあいさつ。

最後に碓井監督が「この映画がスタートしたのは2年前で。撮影までに1年近くかかって。去年の春ごろにみんなと一緒に撮影をしました。それからは編集作業をやるわけなんですが、その途中で彼が手掛けた『ガーベラ』という曲が届きました。実は彼とご飯を食べながら、『主題歌ができたらいいね』くらいのテンションだったんですけど、たぶんそれを昂秀が、会社に『やらせてくださいと』言ってくれたんだと思うんです」と主題歌について説明。

さらに「だから編集作業に詰まってくると、この曲を聴くんですが、聴いているうちに、最後にこの曲が流れる世界観にふさわしい映画にしたいなという気持ちになってきて。1本の映画をつくるにもいろんな人の人生や思いがあります。やはり今回の映画の題材のように、誰かを理解する気持ちがとても大事な要素としてあるのかなと思いました。日々生きていくと、大変なことや、困ってしまうこともたくさんあると思いますが、ここにいるキャラクターたちも、それぞれにいろいろな悩みを抱えて生きているので。皆さんも困ったことや、悩んでいることがあったら、彼らに思いを重ねてこの映画を見ていただきたいなと思います」と会場にメッセージを送った。

『ただ、あなたを理解したい』は現在公開中。

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