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【運のいい人が願い事をするときの特徴】願いが叶う「ポジティブな祈り」について、脳科学者の中野信子さんに聞く

  • 2024.2.28
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「運のいい人」ってどんな人だと思いますか? 運のいい人は、生まれながらに幸運に恵まれているわけではありません。そこで今回は、脳科学者である中野信子さんに、「運がいい人」になるための考え方について教えてもらいました。

教えてくれたのは……中野信子さん

中野信子さん

脳科学者、医学博士。2008年東京大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。脳や心理学をテーマに研究や執筆活動を行う。『フェイク』(小学館新書)など著書多数。

「運のいい人」は、ポジティブな祈りをする

「自分が叶えたいと思う願いの先にある、自分以外の人の幸福も考え、そこに焦点を当てて祈りましょう。心と体の健康にプラスに働きます」

自分以外の誰かの幸福を願う祈りを

特定の神様に向けてというわけでなくても、ご先祖様やお天道様、道端のお地蔵様などにそっと手を合わせること。願いが叶いますようにと祈ることは、心と体の健康にプラスに働き、ひいては運の向上につながる場合があります。

では、どんな祈りが心と体にプラスに働くのでしょうか。それは、自分のことだけでなく、自分以外の誰かの幸運も願うポジティブな祈りです。「一戸建てがほしい」という願いなら、「子どもたちが伸び伸び暮らせるように、一戸建てがほしい」などと祈るのです。

脳は祈りの内容についてよし悪しのジャッジを下していて、「よい祈りだ!」と判断すると脳内に快感物質が分泌されます。
「あの人に負けてほしい」などのネガティブな祈りを「悪い祈り」と判断した場合、ストレス物質が分泌されます。

自分以外の誰かの幸せも考えて祈る。それが心と体にプラスに働き、ひいては願いを叶えやすくする、といえます。

text:Chie Sakuma illustration:Toshinori Yonemura

リンネル2024年3月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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