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【小学生準備】年長児の今からでもできる、4つの文章力アップ方法

  • 2024.2.27
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年長のお子さんがいらっしゃるママの皆さん。4月にはいよいよお子さんも小学生ですね。小学校に入学すると「勉強」がスタート。私も小学生の子どもを持つ母ですが、小学生になると国語では文章を読み、理解し、書く力が必要になってきます。また、算数でも問題に書いてある文章をしっかり読んで理解した上で問題を解く必要があるため、文章力を身につける必要があるとひしひしと感じています。

小学校では算数、国語といった教科だけでなく、作文を書いたり、自由研究をしたり、様々な学習があります。作文や自由研究は、自分で文章を考えて作成する力も必要です。当たり前かもしれませんが、日本で教育を受ける上では「文章を読み解く力」「文章を書く力」が必要なのです。

そこで今回はライターやライティングの専門学校講師である筆者の立場から、年長児の今からできる文章力アップ方法についてお伝えいたします。

1.体験を細かく記述する

文章力を身につけるために体験?と思われるかもしれませんが、やはり体験するのとしないのとでは大違い。体験したことを書くと、抽象的な表現ではなく、自分だからこそ書ける内容になります。

例えば、「夏休みの思い出」というタイトルで作文を書く場合、「プールに行きました」という内容を書くとしましょう。プールに行ったことだけを書いたら、あまり印象に残りません。印象に残る文章を書くには、「自分だけの体験を細かく書くこと」がポイントとなってきます。

例えば、どこのプールに誰と行ったのか、プールはどのくらいの大きさで、他にはどのようなお客さんが来ていたのか。プールではどのような遊びをして、どのくらい泳げるようなったのか。このように自分だけの経験、体験を書くことで、自分だけの作文になるのです。

出典:あんふぁんWeb

一つの出来事に対して細かく記述できるようになると、ぐんと文章もレベルアップします。

2.感情とその理由を紐づけて具体的に書く

次に、体験したときの感情とその理由を紐づけて、具体的に書くことが大切です。例えば、プールに行って楽しかった、だけでなく、なぜ楽しかったのか、理由まで具体的に書けることです。

出典:あんふぁんWeb

ここで、以下の2つの文章を見てみましょう。

1.プールに行って楽しかったです。なぜなら、たくさん泳げるようになったからです。

2.プールに行って楽しかったです。なぜなら、一人で5メートル泳げるようになったからです。

こちらの2つの例は、2つとも理由まで書けていますが、何が違うのでしょうか。理由のところで、具体的に書けているかそうでないかの違いがあります。

1つ目の「たくさん」という言葉は抽象的です。これを2つ目の例のように、「5メートル」という言葉に置き換えることで、具体的になり、読み手の想像力を掻き立たせてくれます。

未就学児の子どもにここまでの文章を書かせることばまだ難しいですが、体験したことに対して、どうして楽しかったの?と親が聞き出すことで、話すことはできると思います。具体的に話せるようになると、書くときにも具体的に書けるようになります。今の時期からぜひ、体験に対して感情と理由を紐付けることを意識してみましょう。

3.本をたくさん読む

出典:あんふぁんWeb

体験も大切ですが、本を読むことも大切です。想像力が膨らむだけでなく、書き方そのものを学ぶことができます。自分で読めるお子さんは自分でも読んでも良いですし、もちろんご家族の方が読んであげてもOKです。年長児であれば絵本もたくさん読んでください。文章と絵をリンクさせることで、想像力もより膨らむことでしょう。ぜひ今からたくさんの本に触れ合うことをおすすめします。

4.郵便屋さんごっこで楽しく文章を書く

最後に、文章を書く楽しさを知る方法として、「郵便屋さんごっこ」があります。

やり方は、自由帳やお絵かき帳、何でも良いのでハガキサイズの紙を作ります。表に宛名を書いたら、裏面に自由に文章を綴りましょう。お父さん、お母さん、兄弟、姉妹、誰に書いてもOKです。感謝の気持ちを伝えたり、今日の出来事を伝えたり、何でも良いです。

こちらは実際にわが家の子どもが書いた手紙ですが、文章に合わせて絵も一緒に書いても良いですね。

出典:あんふぁんWeb

自由に表現する力を身につけることで、表現の幅も広がります。おうちにポストを作って、投函するとより郵便屋さんごっこにリアリティが増して楽しいですよ。

出典:あんふぁんWeb

いかがでしたか。もうすぐ小学生。年長児からできる文章力アップ方法で、文章が読めて書ける!かっこいい小学生を目指してくださいね。

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