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日本の約5倍!?スウェーデンの首都ストックホルムで売られる「たけのこの里」の値段が高すぎた…

  • 2024.2.27

北欧の国スウェーデンの首都ストックホルムで、明治の「たけのこの里」が高額で販売されているという情報がX(Twitter)で注目を集めている。

現地でも「たけのこの里」の横に陳列されるのはもちろん「きのこの山」 出典:Togetterオリジナル

ストックホルムのお店に陳列されていた「たけのこの里」の画像を投稿したのは、スウェーデン在住のポん(@PonponponYooo)さん。「たけのこの里」が売られていたストックホルムの食品店「Tasty America」での販売価格は79SEK※(約1,125円※2024年2月14日時点)。日本での参考価格が約238円とすると、約5倍の値段がついている。

※SEK:スウェーデン・クローナ。スウェーデンの通貨

ポんさん曰く、スウェーデンは物価の高い国だがここまで高い価格設定は珍しく、「Tasty America」が一等地で営業していることが関係している可能性があるという。日本では想像できないような価格に、ポんさんは「移住するならその地のキノコたけのこの値段を調べなさい」とアドバイスを投稿していた。

また、ポんさんは同店で名糖産業のチョコモナカ「ぷくぷくたい」も発見した投稿。値段は1個39SEK(約555円※2月14日時点)だったそうだが、日本だと約70円なので…ほぼ8倍! 「たけのこの里」よりもさらに高い値上げ率のようだ。

「ぷくぷくたい」はスウェーデンの商品タグでは「PUKU PUKU FISH」って書くんだ 出典:Togetterオリジナル

投稿を見たXユーザーからは「スウェーデンもそんなに物価が高いんですか!?」「なんちゅー関税ですか…」「1,000円越えはさすがに高過ぎて手がでない」など、値段に驚く声が多く寄せられていた。

スウェーデンで販売されている日本の商品について、現地の事情をポんさんに伺った。

※各換算価格は、ポんさんが撮影した当時のもの

日本産ラムネの知名度が高い

「Tasty America」についてどういったお店なのか教えてください。

私が行った「Tasty America」は、ストックホルムの賑やかなストリートに面した小さなお店でした。他にも市内に数店舗あるようです。
名前の通りアメリカのお菓子を展開しているのですが、店内の一部コーナーでは日本のお菓子も売っています。日本のお菓子だとほかに知育菓子などがありました。
出典:Togetterオリジナル

日本のお菓子が食べたくなった時はどのように調達していますか?

アジア食品をメインに取り扱っている別のお店やオンラインショップで調達します。こういうお店は「Tasty America」よりも安いことが多いのですが、品数が少ない印象です。
また、少しずつですが、スーパーや生活日用品店の「normal」などでも日本のお菓子を見つける機会が増えてきました。スウェーデンでは「キットカット」や「ポッキー」、日本のラムネが比較的安値で売っていますが、日本に帰国した際に買い込むのが一番ですね。
出典:Togetterオリジナル

スウェーデンで売られている日本製品について、感想やエピソードを教えてください。

お菓子以外も、日本の製品は高く売られてる傾向にあると思います。
ストックホルムにあるたくさんのお寿司屋さんやラーメン屋さんに日本のラムネが置いてあったり「normal」で売られていたりするため知名度が高く、子供たちに大人気ですぐに売り切れてます。
また、最近ではストックホルムの大型スーパーで卵かけごはん用のおしょうゆを見つけました。
出典:Togetterオリジナル
しょうゆにポン酢。品揃えはかなりの充実っぷり 出典:Togetterオリジナル

「たけのこの里」をはじめしょうゆやラムネなど、多岐にわたり日本の商品が流通しているスウェーデン。将来的にもっと手に入りやすい価格で売られ、より現地で日本の文化を楽しめるよう期待したい。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。

文: 編集:Togetterオリジナル編集部

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