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【ULTRA GOOD LUCK】登山に寄り添う「山道具」にこそ想いという温もりを

  • 2024.2.27
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父親が残してくれた「山への道しるべ」

2022年12月のブランド創立以来、定期的に商品をリリースし続けている「ULTRA GOOD LUCK」。その一つひとつは、手ぬぐいであったりタイベックシートであったりと、登山道具のメインと言えるものではありません。なのに、山好きを中心にじわじわと人気は広まって、今や海外からもオーダーがくるほど。

その魅力とは、ずばりブランドオーナー・BOCCAさんの山体験からくる思いが込められているからでした。

そんなBOCCAさんが登山に興味を持ったきっかけは、4年前に父親が亡くなった際の遺品整理でした。父親との登山は幼いころに一度だけだったそうですが、遺品整理をしていると驚くほどたくさんの山道具や山の写真が出てきて、衝撃を受けたと言います。

込められた思いは「ご安全に、よい山歩きを」

「それがきっかけで自分でも山へ入るようになったんですが、いざ山へ入ってみればそこは平地のキャンプとは打って変わって厳しい世界でした」

自然のスケールがまったく違い、不安だったり辛かったりという感情に襲われることも。そんなときにBOCCAさんを救ってくれたのは、道の向こうから現れる見知らぬ登山者たちでした。挨拶や情報交換をして、お互いが気遣う。そんなアナログなコミュニケーションを、心からうれしいと思ったのだそうです。

山での「ほっと一息」を助け、声を掛けるきっかけにも

冒頭に書いたように、ULTRA GOOD LUCKのギアは「登山のメイン道具」ではありません。ただし、あるとないとでは恐らく、山での気持ちがずいぶん変わるだろうというものです。

例えば、代表作とも言える「タイベックシート」は畳約一帖分の大きさの薄くて軽いシート。山の中でサッと広げるだけで現れるのは、自分だけの憩いの場です。それだけではなく、水や汚れに強くて軽い「タイベック」を使ったシートは数あれど、ULTRA GOOD LUCKのような全面プリントはまだめずらしいのだとか。

だからこそ、見知らぬ人たちとの間に会話が生まれるきっかけにもなるのです。

山で見た風景や感動した記憶をシェアするアイテムたち

山での経験に圧倒され、それでも魅了されて何度も登山を重ねるBOCCAさん。この4年の間にも、上高地の清流に揺らめいて咲く梅花藻(ばいかも)、寒い冬に焦がれる春の気配、まだ暗いテントの中で見た明け方の雨など、多くの山での情景に心を打たれてきたといいます。

そんなBOCCAさんの感動も載せて、「じゃあ、元気で行ってらっしゃい」と背中を押してくれるギアたちを紹介しましょう。

【タイベックシート】軽くて水に強い「山でのパーソナルスペース」

タイベックシートといえば一般的に建材用の防水・防湿シートが思い浮かべられますが、ULTRA GOOD LUCKでは印刷用のタイベックシートを使用。印刷後に紫外線を照射して強度を上げています。このため、軽くて強度が高く、水にも強い、なおかつ通気性があるという、アウトドアでうれしい特性を網羅。

春に舞う光の中の花びらを思わせる「はらはら」や清流に咲く華憐な「梅花藻」、雪の結晶をイメージした「六花」など、山での風景をデザインしたシートは海外からも問い合わせがくるのだそう。

お気に入りの風景を山の中でのリラックススペースとして持ち歩けるのが素敵です。

【旅のてぬぐい】肌触りの良さと速乾性にやみつき!

もう一つ忘れてはいけないのが「旅のてぬぐい」

一般的な手ぬぐいは綿100%で、ほつれやすく乾くのが遅いため、夏場などににおいやすいのだそう。だからこそ何枚も持って行かなくてはいけなくなるのですが、「旅のてぬぐい」ならそんなストレスを軽減してくれます。

綿50%、レーヨン50%の生地は肌触りがよく、速乾性があってにおいにくいと、いいこと尽くめ!もちろんほつれにくいから長く使え、一枚で連泊のキャンプや登山でも活躍してくれます。

さらに、こちらも「雨」や「道」、「暮」といった山での情景をモチーフにした和モダンなデザインで、タウンユースもおしゃれ。スカーフ代わりやバッグのアクセントにもなり、普段から愛用することができます。

ファッションアイテムとしても使える洗練されたデザイン

ライトな登山にも連れて行きたい「お守り」ギア

山での経験を生かしてBOCCAさんが考えるギア。そこには間違いなく「ULTRA GOOD LUCK」という言霊が込められており、山での感動の記憶が描かれています。ものに命が宿れば付喪神だと言いますが、これらのギアはまさにそうかもしれません。

「山は楽しいけれど命に係わることもあります。頂上に登るだけが登山じゃない。無事に帰ることが大事です」とBOCCAさん。ハードな頂を目指す人もライトに楽しむ人も、最後のゴールは「家」のはず。次の登山では、“超”が付くGOOD LUCKをお守りにしてはいかがでしょう。

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