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『王女ピョンガン』でヒロインに扮するキム・ソヒョンのアクションが圧巻!

  • 2024.2.27
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テレビ東京の韓流プレミアで新たに始まった『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は、2月26日に第2話が放送された。このドラマは三国時代の高句麗(コグリョ)が舞台になっている。平原(ピョンウォン)王とヨン王妃との間に生まれたピョンガン王女が主役だ。

物語の始まりは、実権を握る悪徳重臣のコ・ウォンピョが、ひどい捏造を作り出して平原王の嫉妬心をあおって王妃を殺したことだ。その騒動の中でピョンガン王女は、知り合ったばかりの順奴(スンノ)部族長の息子オン・ダルと一緒に行方不明になってしまった。

それから8年後のことだ。なんと、あれほど聡明だったピョンガン王女は幼いころの記憶を失っていて、成人した今は天誅房(チョンジュバン)という刺客集団の一員になっていた。名前はカジン。かつてのピョンガン王女とはまったくの別人だ。そして、高句麗を目の敵(かたき)にしている天誅房は、常に王族の命を狙っていた。

一方、オン・ダルは世間から隠れて山奥で野草を採りながらひっそりと生きていた。彼は偶然にカジンと会ったが、彼女はオン・ダルのことをまったく覚えていない。しかし、オン・ダルはカジンにどこか見覚えがあると思ったのだが……。

刺客としての身分に耐えられなくなったカジンは、天誅房からの離脱を願い出るが、条件として出されたのが平原王の暗殺であった。彼女は祭祀の日に、自分の父親とも知らずに、平原王の命を奪いに行くのだが……。

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用意周到に準備してきた成果

まだ始まったばかりの『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』だが、序盤からストーリーが華々しく動いている。迫力満点のシーンが続いていて、スリリングな場面展開に圧倒される。本当にスケールが大きいドラマだ。

その中で、カジン(ピョンガン王女)の殺陣も素晴らしい動きをしている。演じるキム・ソヒョンが用意周到に準備してきた成果を存分に見せているのだ。また、オン・ダルを演じるナ・イヌの自然体の演技もとてもいい。この2人がこれからどう躍動していくのか。とても楽しみだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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