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お酒の席での「よかれと思って」に要注意! 知り合いに親切心でワインを注いだら → 裏目に出てしまい、、、

  • 2024.2.27

お酒を飲んだ時に、いつもなら絶対にしない失敗をしてしまい、後悔した経験はありませんか? 今回は、私がお酒の席で、男友達の奥様に対してやらかしてしまったエピソードを紹介します。

画像: お酒の席での「よかれと思って」に要注意! 知り合いに親切心でワインを注いだら → 裏目に出てしまい、、、

男友達の奥様と仲良くなりたい私

地元の友人10人くらいで飲み会をした時の話です。

結婚したばかりの男友達が、仲間に紹介するために奥様のA子さんを連れてきていました。

A子さんは「あまりお酒が飲めないので、少しだけいただきますね」と言っていて、1杯のウーロンハイを少しずつ飲みながら、周りの人たちの会話に耳を傾けていました。

(知らない人ばかりで疲れるだろうな。いい人そうだし、仲良くなりたいな)

私はそんな思いから、自らA子さんの隣に座って、積極的に話しかけていました。

酔った勢いで、もう一口だけ……

飲み始めてしばらくすると、誰かが注文したらしいワインと、人数分のグラスが運ばれてきました。

「私は十分です」と話すA子さん。

しかしA子さんと打ち解けて気分が良くなっていた私は、ほろ酔いだったこともあり、こんなふうに思ってしまったのです。

(A子さんだけ乾杯できなくて、寂しそう。ウーロンハイを飲んでるし、ワインもちょっとぐらいなら大丈夫よね?)

私は「あと一口だけ、いかがですか? 飲み干さなくても大丈夫ですので」と聞いてしまいました。
お酒が飲めない方に自分勝手にお酒を勧めてしまうなんて。いつもなら絶対しないことなのに、この時は酔った勢いで気分が高揚していたのか、つい口が滑ってしまいました。

A子さんは少し考えた後、「じゃあ、せっかくなので」と笑顔で快諾してくださったので、私はグラスに少しだけワインを注ぎました。

しかしA子さんは、それを飲んだ後、「頭が痛くなってきちゃったかも」と具合が悪そうにしていたのです。

旦那である男友達は真っ青。慌てて飲み会はお開きになりました。

大反省した私は、次の日に自分の主人に同行してもらい、男友達とA子さんの自宅へ謝罪に行きました。

寛大にも謝罪を受け入れてくれた男友達とA子さん。あの時、A子さんはその場の流れもあり、ワインも美味しそうに見えたので、我慢できず飲んでしまったそうです。
「私も飲み過ぎちゃってごめんなさい。話しかけてくれたのが嬉しくて、つい。昨日のことは忘れて、良かったらこれからも仲良くしてくださいね」
それからも普通に接してくれている男友達とA子さんには、本当に頭が上がりません。もちろん、一緒にお酒を飲むときは、A子さんのペースを第一に考えています。

最後に

相手のために良かれと思ってやったことが、実はありがた迷惑だったなんてことになると悲しいですよね。親切心を持つのは大事ですが、客観的にみて相手の負担にならないかを考えて行動しましょう。

特にお酒は、要注意。人とお酒のイイ関係を作るには、一人一人の適量範囲でゆっくりと飲むことが大切です。そのためには、相手に必要以上にお酒をすすめるのは絶対NG。飲み会の独特の雰囲気にのまれてしまわないように、相手のペースに合わせるようにしましょう。もし乾杯したいときは、ソフトドリンクとお酒の両方を手に持って選んでもらうのはいかがでしょうか。
今はノンアルも普及していますし、お酒が飲める人も飲めない人も、一緒に楽しめるような時間を模索したいですね。

※お酒を飲めない人に、体質や本人の体調に配慮せずに飲酒をすすめるのは、迷惑行為にあたる可能性もあります。重大な認識で接してください。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N

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