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ポップカルチャーとテクノロジーをめぐる芸術作品

  • 2024.2.27

Mark Leckey

ポップカルチャーとテクノロジーをめぐる芸術作品

Mark Leckey
Top Photo:Mark Leckey, Fiorucci Made Me Hardcore (film still), 1999. © Mark Leckey. Courtesy of the artist and Gladstone Gallery

ロンドンを拠点に活動するアーティスト Mark Leckeyの展覧会「FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM」が、ESPACE LOUIS VUITTON TOKYOにて8月18日(日)まで開催中。

Mark Leckey, Felix the C at (2013). Installation view at Fondation Louis Vuitton (2018). © Mark Leckey. Photo credits: © Fondation Louis Vuitton /Marc Domage

1964年にイギリス・バーケンヘッドの労働者階級の家庭に生まれ、リバプールの対岸にあるマージー川西岸の小さな町で幼少期を過ごしたMark Leckey。

サッカーのフーリガンとデザイナーズのファッションが混在する、若者のサブカルチャーの中心部で育ち、1990年にニューカッスル・ポリテクニックを卒業して文学史号を取得後、1997年に現在のロンドンへと活動の拠点を移した。

90s後半以降は大衆文化とテクノロジーの関係性を問う作品群を発表しており、2008年にはターナー賞を受賞している。

Mark Leckey, Fiorucci Made Me Hardcore (film still), 1999. © Mark Leckey. Courtesy of the artist and Gladstone Gallery

彼の多岐にわたる活動は、ポップカルチャーとカウンターカルチャーの交差点に位置するもの。
若者やレイヴ、ポップ、ノスタルジー、社会階級研究、またイギリス史などを掛け合わせ、レディメイドの教えに従った彫刻や映像、音、パフォーマンス、そしてコラージュまでも融合する。

本展では、Fondation Louis Vuittonの所蔵作品である「Fiorucci Made Me Hardcore with SoundSystem(10周年記念リマスター版)」と「Felix the Cat」が、ESPACE LOUIS VUITTONのコレクション展示を目的とした 「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの枠組みの中で紹介される。


多様な方法で表現する、大衆文化への鋭い眼差し。
さまざまな要素が行き交う作品が、ノスタルジーと共に異彩を放つ。



ESPACE LOUIS VUITTON TOKYO
0120-00-1854



【Mark Leckey “FIORUCCI MADE ME HARDCORE FEAT. BIG RED SOUNDSYSTEM”】
DATE:8月18日(日)まで開催中
TIME:12:00pm~8:00pm
PLACE:ESPACE LOUIS VUITTON TOKYO
ADDRESS:東京都渋谷区神宮前5-7-5 LOUIS VUITTON表参道ビル 7階
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/detail

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