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【バンコクのスーパーやコンビニで見つけたお土産】 エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記 第11話

  • 2024.2.27

リンネルの創刊から誌面を一緒に盛り上げてくれている、エッセイストの柳沢小実さん。旅行がライフワークで、旅に関する著書も多い小実さんが、今とっても夢中になっているのがタイ。昨夏、3週間の滞在を経て新たに見つけたタイの魅力を、発信してくれます。

【柳沢小実さん】
エッセイスト。リンネルの創刊当時より、インテリア、丁寧な暮らし方、旅について、多数取材。暮らしや旅についての著書は30冊以上。最新刊『わたしのごほうび時間 大人のゆったり旅』(大和書房)が発売中。

「久しぶりに訪れたバンコクは、すっかりスタイリッシュな街に変貌していて、まるで違う街に来たみたい。2022年から2023年にかけての3回の渡航で計60日ゆっくり滞在して、暮らしながら食べて歩いて遊んだ、おしゃれで居心地のいいタイの旅行記をお届けします」

お土産は二週間以内に会う人へ

いただいた台湾土産。

お土産を渡すのは、旅から帰って二週間以内に会う人へ。もちろん、それを口実に会いたい人に声をかけることもあります。年々、残るものをさしあげたら負担になるかも……とためらうようになっていて、基本的には食べものにしつつ、時々ごく親しい人や好みが近い人へだけ雑貨類をさしあげています。

いただいたメキシコ土産。

お土産は異国情緒よりも、口にしやすいものや暮らしになじむものを選びます。小さくて軽くて壊れにくいものだと、持ち帰る際に負担にならず◎。スパイスやお菓子、お茶、コーヒー、インスタント麺、文房具やポーチ類、マグネットなど、お土産選びのアイデアはいただいて嬉しかったものから学んでいます。

お土産は他の土地では手に入らない、何気ないものほど嬉しい。だから、スーパーやコンビニで探すこともしばしばです。お茶やお菓子などをむぎゅむぎゅっと何種類も詰め合わせています。

旅先の情報の集め方

情報の集め方は、これまではInstagramでタグ検索をして、それをテーマごとに分類し保存していましたが、仕様が変わって(※フィルタリングが変わり、限られた数の人気の投稿しか表示されない)Instagramが調べものに適さなくなりました。そこで今は、興味のある国や街に住んでいるセンスのいい方のSNSをフォローして、その方が日常的に利用している場所や物を日頃からこつこつクリップしています。

そしていよいよ旅に出る前に、ためた情報をリストに書き出します。ちなみに、このリストは半分くらい買えれば十分で、基本的には現地での気分と勘が優先です。また、お店の方や現地で知り合った方に「いいところはある?」「おすすめは?」と聞いたりもしています。

スーパーとコンビニでお土産探し

毎回、「買い出し!」と言われるほど、食料品を大量買いしています。たいてい、スーツケースの半分は食料品。もちろんバンコクでも、お菓子からお米までなんでも幅広く。私がタイで毎回買うものの一部を紹介しますね。

タマリンドキャンディー

パッケージがかわいくて食べやすいタマリンドキャンディー。撮影に持っていったり、人が集まったときにその場で開封して配ったりします。「グルメマーケット」スーパーにて購入。

甘くて酸っぱい砂糖がけタマリンドはクセになる。薄くてパリパリのチョコクッキーとともに、バンコクのパン屋さんで購入しています。

日本でおなじみの商品の海外パッケージ

ポッキーやプリッツなど、日本でおなじみの商品の海外バージョンは話のタネになるし、安心して食べていただける。
世界各地のサッポロ一番をお土産にしている方がいて、そのアイデアを拝借しました。チョコレート系のお菓子は溶けたりするので、「PRETZ」のラーブ味とトムヤムクン味、「PRETZ Harvest(防腐剤など無添加の健康志向プリッツだそう)」の紫芋味が定番です。スーパーやコンビニにて。

タイ王室ブランド「Doi Kham」

そして、タイ王室ブランド「Doi Kham」の商品もハズレなしで、全幅の信頼を寄せています。現地では「Doi Kham」のトマト&パッションやローゼルのジュースを飲むのが毎日の習慣。
またドライフルーツは肉厚で味が濃く、グアバとマンゴーがお土産にぴったりです。そのほか、蜂蜜や粉末のしょうが茶もおすすめ。これらはスーパーやコンビニ、市内の直営店、空港内ショップで購入できます。

食材持ち帰りグッズ

今回は食材を買う! というときは、高機能保冷バッグや保冷剤、緩衝材とジップ付き袋などを持参します。高機能保冷バッグは厚みがある分かさばりますが、その分機能面はバッチリ。生ものも安心して持ち帰れています。緩衝材は瓶入り調味料やジャムなどを包むのに使っています。

11回にわたって、タイ・バンコクへの旅をご紹介してきました。タイは観光資源が豊富でカルチャーも魅力的、もちろん食のレベルも高くて、何度リピートしてもさらに深掘りしたくなる国です。就航している航空会社数も多いためにアクセスが容易で、ホテルの金額も他のアジアの国々と比べて割安に感じました。次の休暇にぜひ、タイ旅行へ行かれてみてはいかがでしょう。

取材協力:タイ国政府観光庁
text : Konomi Yanagisawa

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