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「どうしよう…死んじゃうかも」瀕死(ひんし)のネコに遭遇|ネコの日になると思い出すこと

  • 2024.2.26
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皆さんは、傷ついた動物を目の前にしたはありますか?そんな時、皆さんならどのように対処するでしょうか。人それぞれの思いや行動があると思います。そして、その行動の裏にはきっと優しさがあるはずです。しかし、優しさだけでは命は救えないのが現実。この作品は、作者・人間まおさんが高校生の時のエピソードです。バイトに向かう途中、車にひかれた猫に遭遇します。苦しむ猫を前に迷わず動物病院に連れていくことにしましたが、そこで思いもよらない経験をすることになるのです。『ネコの日になると思い出すこと』第1話をごらんください。

目の前で猫がひかれるというショッキングな状況にも関わらず、すぐに行動を起こした人間まおさん。苦しむ猫を放っておけなかったのですね。

優しさの正解は1つではない

車にひかれた瀕死(ひんし)の猫を助けようと迷わず動物病院に連れていきますが、現実は厳しいものでした。検査ののち、助からないことが分かった猫を前に、「今後どうするつもりだったのか」獣医師から厳しい一言をかけられます。

野良猫でも治療をすれば治療費がかかり、完治すれば誰かが飼育しなければなりません。当時高校生だった人間まおさんには、獣医師の言葉は理解はできても、苦しんでいる猫を目の前に、悲しい現実を受け入れることはできませんでした。

獣医師も厳しい言葉の裏側で、命を救うという行為の先に何があるのか、命に対する責任を教えてくれたのかもしれませんね。「優しさ」とは何か、自分だったらどうするか、わが子がとった行動だったらどうするべきか、大切なことを考えるきっかけをくれるお話です。

著者:ume

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