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「ヤバ…」アメリカの寮で見てはいけないブツを見つけてしまった僕の運命は【アメリカサッカー留学記(13)】

  • 2024.2.26

<「ヤバ…」アメリカの寮で見てはいけないブツを見つけてしまった僕の運命は>アメリカサッカー留学記[#13]

今回はアメリカの大学サッカー部で仲の良かったチームメイトのお話です!

同じタイミングで入学したチームメイトにジャメインという、陽気で常にレゲエ音楽を爆音で流しながらとんでもない腰パンで毎日を過ごすジャマイカ人がいました。

僕たちの所属していたサッカーチームは多国籍なメンバーが集まっていたので、一風変わったジャメインもすぐに仲良くなり、練習前後はお互いの部屋を行き来してサッカーゲームをしたり、くだらない話で盛り上がったりすることがお決まりのルーティンだったのです。

ある日、いつものようにジャメインの部屋で話していると、他のチームメイトも入ってきました。
みんなが座る場所が無かったので、何気なく近くにあった枕を移動させたら、なんと枕の下からナイフが出て来たのです!

そのナイフも何かケースに入れるわけでもなく、まぁまぁな長さのナイフそのものが裸のままベッドに置いてあるので思わずのけぞってしまった僕。

「見なかったことにしようかな…」と一瞬考えましたが、明らかに動揺しているのが周りにも伝わるような動きをしてしまったので、思い切ってふざけた感じでジャメインに理由を聞いてみることにしました。

するとジャメインは「俺の育った街ではいつ誰に襲われるか分からない。だからいつでも応戦できるように昔からナイフを枕の下に入れて寝てるんだよ。」と説明してくれました。
「ここはアメリカで、大学の寮だけど!?笑」というツッコミが出かけましたが、なんとか心にしまったことを鮮明に覚えています。

その後もジャメインの話を聞いていると、日本人の僕を含め、それぞれチームメイトが育ってきた国の環境や文化によって、何が「普通」で何が「異常」かが異なるということを改めて考えさせられました。

文化の違い自体は言葉では理解しているつもりでも、実際に体験するとやっぱり驚くんだなぁととても勉強になった出来事です。

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