1. トップ
  2. ファッション
  3. 【ファミキャン入門コラム】子どものキャンプ服は着慣れた服から素材で選ぼう!

【ファミキャン入門コラム】子どものキャンプ服は着慣れた服から素材で選ぼう!

  • 2024.2.26

キャンプを好きになってもらうには、“服選び”も重要です!

教えてくれるのはこの人!

「外で遊ぶだけだから、汚れても良ければなんでも大丈夫」という基準で選んでしまいがちな子ども服ですが、実は服選びは子どもがキャンプ好きになってくれるかを左右する重要な要素。せっかくの楽しいキャンプも、寒かったり暑かったり、動きにくかったりすると、子どもにとっては「不快な体験」として思い出に刻まれてしまいます。

ファミキャンのプロが大切にする「服選びのポイント」3選!

さっそく、僕が大切にしている子どものキャンプ服選びのポイントを3つに絞って紹介していきます。これを抑えておけば、服装のストレスによって子どもが不機嫌になることも少なくなり、ママパパもキャンプを楽しみやすくなるはずです!

「より寒い季節を想定した服選び」がキモです

秋の終わりのキャンプで、予報外れの雪が降った!なんてこともありました

キャンプ場の多くは山間部にあるので、天候の急変や、予報と全く違う気温になるのはよくあること。

そこで僕は、実際にキャンプに行くシーズンよりもひとつ寒い季節を目安に、子ども服の準備をしています。キャンプ場の標高やエリアによっても変わりますが、春や秋にキャンプに行くのなら冬物を、夏にキャンプに行くなら春物や秋物を持っていけば、天候の変化にも対応できるはずです。

動きやすい「いつもの服」で思う存分遊ばせよう

いつもと違う環境で緊張してしまう子もいるので、落ち着けるようにいつもと同じ服を

気温や天候の変化に備えた服選びを前提として、子どもの服選びで1番気を付けていることは、心身ともにストレスにならないものを選んであげること。

キャンプでは写真もたくさん撮るし、おしゃれな服を着せてあげたい気持ちも分かります。しかし、慣れない服だと着心地の悪さや「きれいな洋服だから汚してはいけない」という気持ちを抱いてしまい、思い切り遊べなくなってしまう子も少なくありません。

キャンプのときこそ特別な服ではなく、普段から着慣れていて自然体でいられる服を選んであげましょう。どうしてもおしゃれな服を着せたいときは、事前に普段着として慣れさせてあげるようにしましょう。

「レイヤリング」と「素材選び」でゴキゲンがずっと続く!

汗でベトベトした服は子どもも嫌がるもの。夏は速乾性のある素材がおすすめです

キャンプだからといって、全ての服をアウトドアショップでそろえる必要はありません。

おすすめは、1着で全てまかなおうとせず、ベースレイヤー(肌着)、ミドルレイヤー(カットソーなど)、アウターレイヤー(上着)とレイヤリングしてあげること。これによって脱ぎ着が簡単にできるので、気温の変化にも柔軟に対応できます。

また、素材選びも注意。普段着として着ることの多いコットン素材は、湿気を吸収しやすく乾きにくい素材です。汗や急な通り雨などで一度濡れてしまうと乾きにくく、体温を奪われることで寒さやストレスを感じやすくなってしまいます。

特にベースレイヤーには、汗をかいても湿気を逃してくれる、透湿速乾性に優れたポリエステルやナイロンなどの素材を選ぶようにしましょう。

キャンプ場でも「いつもの靴」が大正解です

スニーカーが濡れても、子どもはあまり気にしていなかったりします

つい張り切ってトレッキングシューズなどをそろえてしまいがちな子どもの靴選びですが、こちらも要注意。慣れないトレッキングシューズを履かせることは、思うように動けないストレスから不機嫌を誘発する原因のひとつです。普段使いしているスニーカーなどを履かせて、思う存分遊べるようにしてあげましょう。

番外編として夏場のサンダル選びの注意点をひとつ。水遊びをさせるときは、足首をしっかりと固定できるものを選びましょう。濡れても問題ない普段のスニーカーでも大丈夫です。

クロックスやビーチサンダルは脱ぎ履きさせやすく、すぐ乾くので履かせたくなる気持ちは分かりますが、フィット感が悪いことから足を捻ったり、水に流したりしてしまうリスクも大きいのです。

着慣れた服でファミリーキャンプを楽しもう!

子どもが全力でキャンプを楽しむためには、服と靴選びも大切な要素です。着慣れている服の中から適切な素材で選んであげれば、ストレスを感じることなく終始ゴキゲン。ファミリーキャンプをより一層楽しめるはずです!

元記事で読む
の記事をもっとみる