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顔のたるみ、首のシワにも効果的!?矯正歯科医から教わった舌トレーニング【体験談】

  • 2024.2.26

40代になって、顔のたるみや首のシワが気になり始めました。何かできないかとふと思い出したのは、舌のトレーニングです。30代のころお世話になっていた矯正歯科医から、シワやたるみにも良いと教わりおこなっていたものの、出産してからはもう何年もごぶさたでした。そんな舌のトレーニングを再開した体験談です。

舌、首、顔は筋肉でつながっている

私の場合は舌の動きが歯の並び方に影響していたので、歯列矯正のために舌のトレーニングが重要でした。当時、「舌も筋肉の一部だよ。筋肉が首や顔の内側でつながっているから、舌の固まった筋肉をほぐすことは同時に顔のたるみや首のシワにも効くよ 」と矯正歯科医が教えてくれたのは、目からうろこでした。ただ、「脅すわけじゃないけれど、すごく痛いよ」とも。同意するように深くうなずいた歯科助手さんの姿も忘れることができません。

正直なところ、たしかに舌のトレーニングをすると痛みがありました。それでも毎日続けていると、少しずつ舌の周りの痛みは軽くなっていきました。舌の筋肉がほぐされてラクに舌を動かせるようになり、歯並びを悪くする舌の動きを直せたのでトレーニングの効果が出ているのが確実に実感できて、とても励みになりました。

思えば歯列矯正が終わってもよくトレーニングしていた出産前は、まだ30代ということを差し引いても、 顔のたるみや首のシワは気になりませんでした。舌を意識的に動かすというのは、私は知らなければできなかったと思います。42歳の今、まだ再開したばかりなので効果はこれからに期待しつつ、舌のトレーニングに励む日々です。

ウォーミングアップに、ぷっくり体操

矯正歯科医は、「1日に3セットはしてほしいけれど、無理せずリラックスしてね」と言っていました。また、舌のトレーニングの前におこなうウォーミングアップも教わりました。

具体的にどのようなトレーニングをおこなったかというと、ウォーミングアップも、舌のトレーニングも、口はしっかりと閉じて鼻呼吸でおこないます。ウォーミングアップは、口の中で風船を膨らませるように、頬をぷっくりと膨らませて、さらにこの空気を口の中で1周させる体操です。左頬にある空気を、そのまま上の唇と前歯の間に入れるように移動させ、そのまま右頬、唇と下の前歯の間、左頬に戻ります。次に右頬で空気を膨らませて、同じように1周して右頬に戻ります。これで1セットです。

左右どちらから始めても良く、何回おこなっても良いそうですが、左右からの1周は同じ回数でおこなうようにと教わりました。これは痛みがなかったので、舌のトレーニングよりも簡単に取り組めました。舌のトレーニングも一緒に、いつでもどこでもおこなえますが、私はなるべくリラックスできるように入浴して湯船に浸かりながらおこなうことが多いです。

初めは無理せず1セットから

ウォーミングアップが終わったら、舌のトレーニングです。閉じた口の中で舌を動かすのですが、なるべくゆっくり時間をかけて動かすことが大切だそうです。矯正歯科医からは、「1周するとき、最低でもゆっくり8秒間は数えるようにしてね」と教わりました。

まず、舌を左頬の内側を押すように付けて、ゆっくり上唇と前歯を通り、右頬の内側を押すように動かしていきます。ゆっくりとした動きはそのままに、下唇と下前歯の間を通り、左頬を押すようにして戻ります。右頬からも同じように、右頬を内側から押すようにして、ゆっくり上唇と前歯の間を通って左頬の内側を押します。そのまま下唇と下前歯の間を通り、右頬を押すようにして戻ります。

過去、舌の筋肉が固まっていたころは、片方を1周するだけでも大変で、1セットおこなうと汗をかくほどでした。無理しないようにという矯正歯科医の言葉を思い出して1セットで終わり、ウォーミングアップを多くおこなうこともありました。

だんだん舌の筋肉がほぐれて痛まなくなってくると、現在のように、より長く時間をかけてゆっくり動かしたりセットの回数を増やせたりするようになりました。

まとめ

トレーニングを久しぶりにおこなって、まず舌の痛みが心配でしたが、意外にもあまり痛みませんでした。動きは体がしっかり覚えていてスムーズにおこなえて安心しました。舌を1周する際、頬から唇の上側を舌が通るときにほうれい線周りの皮膚が持ち上げられるような感覚もあります。このときに意識して、さらに舌をぐっと上げることで、 特に首のシワが一緒に引っ張り上げられるような感覚もしたので、加齢を感じる今はなおさら、たるみやシワの改善に効果が期待できるように思いました。

矯正歯科医からは「少しずつでも続けることが大事」と聞いていたので、リラックスしながら、これからも無理なく続けていきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:岡野


監修者:医師 川田 悟司 先生

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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