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マカロニえんぴつ、『FLY!/フライ!』の日本版主題歌担当に決定! 楽曲に込めた優しいメッセージ明かす

  • 2024.2.26
マカロニえんぴつ、『FLY!/フライ!』の日本版主題歌担当に決定! 楽曲に込めた優しいメッセージ明かす
マカロニえんぴつ

はっとり、オファー時の心境は「受けない理由がありませんでした」

アニメ映画『FLY!/フライ!』の日本語主題歌に、マカロニえんぴつ書き下ろし楽曲「月へ行こう」が決定した。主題歌「月へ行こう」を使用した特別映像と、マカロニえんぴつからのコメントを紹介する。

大ヒット作『ミニオンズ』『怪盗グルー』シリーズを生み出し、日本でも140億円突破の特大ヒットとなった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23年)を手掛けたイルミネーション。同アニメーション・スタジオが、『SING/シング』(16年)以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーで贈る本作は、住み慣れた小さな池から飛び出したカモ一家の大冒険を描く。堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒー、黒川想矢、池村碧彩らが日本語版声優を務めることでも話題だ。

この度、本作の日本版主題歌をマカロニえんぴつが担当することが決定。主題歌「月へ行こう」を使用した特別映像と、マカロニえんぴつからのコメントが到着した。

2012年にはっとり(Vocal&Guitar)を中心に結成され、メンバー全員が音大出身の次世代ロックバンド“マカロニえんぴつ”。はっとりのエモーショナルな歌声と、キーボードの多彩な音色を組み合わせた壮大なバンドサウンドを武器に、圧倒的なステージングで飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続け、今や2020年代の日本のロック・シーンを代表するロックバンドの一つとなった。

彼らが書き下ろした主題歌「月へ行こう」は、はっとりの鮮烈で飛び抜けた歌唱力と、それに寄り添うコーラスやギター、キーボードの色とりどりのサウンドで彩られた、爽やかながらも力強さを感じさせる心地良いロックナンバー。タイトで音数を抑えた繊細なオープニングから情感豊かなサビに向けた洗練のサウンドは、これから始まるカモ一家の初めての大冒険を予感させる。新たな一歩を踏み出す確かな力を与えてくれる魅力溢れた楽曲だ。

Vocal&Guitarのはっとりは、オファーを受けた時の心境について、「大ヒットばかりでファンの多いイルミネーション作品なので、お話をいただけた時は嬉しかったです。受けない理由がありませんでした」と前のめりでオファーを受けたことを明かしている。

楽曲のこだわりについては、「カモたちが飛んでいるシーンのように、サビで視界がパッと開けるような感じを表現したいなと思い、コードやメロディー、音色もこだわりました」とカモ一家の初めての旅路を彩るサウンドを表現したことを語る。

さらに「この映画もそうなのですが、周りの人が引っ張ってくれているから自分の視界が広がったり、誰かといるから自分が好きになるとか、そうして人生は潤ってくると思うんです。そういうことを聴いてくれた人が思い浮かべてくれたらいいなと思います」と続け、楽曲に込めた優しいメッセージを明かした。

カモ一家たちの初めての大冒険を包み込み、どこか温かく人々の背中を押す、マカロニえんぴつによる等身大の応援ソングは、きっと観る者の心に届くに違いない。

■はっとり

大ヒット作ばかりでファンも多いイルミネーションなので、お話を頂いた時は嬉しかったです。曲作りに関しては、カモたちが飛んでいるシーンのように、サビで視界がパッと開けるような感じを表現したいなと思い、コードやメロディー、音色もこだわりました。この映画でも描かれていますが、周りの人が引っ張ってくれているから自分の視界が広がったり、誰かといるから自分が好きになるとか、そうやって人生は潤ってくると思うんです。そういうことを聴いてくれた人が思い浮かべてくれたらいいなと思っています。

■長谷川

キーボードに関しては、カモの家族の温かさや、絆の強さをより押し出せるようにしました。鍵盤は普段レコーディングの卓に繋いで音を録るのですが、今回はアンプを通して録ったり、部屋なりの音を録るために、部屋の真ん中にマイクを置くなど工夫しました。

■田辺

映画館は迫力ある音が出せるので、ギターもそこを意識しました。色々とアンプを鳴らしてみたり、マイキングにこだわるなどして、映画の迫力に負けないような楽曲にしたいと思いました。

■高野

曲の中でテンポが変わるのですが、それでも全体の流れは崩さず、1つの曲の中で抑揚をつけることにこだわりました。曲の最後は踊り出したくなるようなアレンジもしています。

『FLY!/フライ!』は3月15日より全国公開。

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