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娘に同じことをしてた?母に強要させられた過去|妻は娘に無頓着

  • 2024.2.25
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学生時代の竹子は本当はロングヘアやピンクの洋服、女性らしいスカートやワンピースに憧れていました。しかし、「母親がいやがるから」という理由でいつも灰色の洋服ばかり選んでいたのです。子育てを通し、竹子は無意識のうちに自分は親から「女性らしく振る舞う」ことを制限されていたと気づくまでのエピソード。神谷もち(@神谷もち)さんの描く『妻は娘に無頓着』第28話をごらんください。

心の底では女性らしい服装やピンク色に憧れていたことを思い出した竹子。しかし、ずっと母親の目を気にして女性らしいシルエットの洋服を着ることやロングヘアにすることに抵抗を感じていました。

自分が母親になり、無意識のうちに娘のさつきにも母と同じことを強要していたことにやっと気づきましたね。

無意識にやっているかもしれない「価値観の刷り込み」

大人になってから幼いころを思い返すと、「気づかぬうちに親から価値観の刷り込みを受けていた」と感じたことはありませんか?この漫画に登場する妻・竹子もその1人でした。竹子はサバサバした性格でおしゃれにも興味がありません。そのため、娘・さつきにもボロボロの古びた服やお下がりを着せていました。何にお金をかけるか、こだわるかは人それぞれですが、竹子は夫・しんごから「娘にかわいい洋服を着せたい」と言われても、意見を聞き入れることはありませんでした。

一方、娘のさつきは成長とともに自分の価値観を持ち始めます。「ピンク色の服を着たい」「髪を伸ばしたい」と号泣する娘を前に、竹子は今まで娘の気持ちをはねのけて、自分の価値観を強要していたことに気づきました。そして実は竹子自身も、幼少期に母親から価値観の刷り込みを受けていたのです。

『妻は娘に無頓着』は子育てにおける、子どもの価値観や意思の尊重について改めて考えさせられる作品です。子どもにさまざまなことを教え、伝える立場の親として知らず知らずのうちにやっているかもしれない「価値観の刷り込み」。自分はしていないか振り返ってみたいですね。

著者:kotti_0901

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