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しまいこんでちゃもったいない!目からウロコ♡手ぬぐいの意外な活用法5選

  • 2024.2.25

旅先や雑貨屋さんで購入したり、お土産でもらったりした手ぬぐい。絵柄は気に入っているのに、なかなか使えないままになっていませんか。今回は、京都の老舗手ぬぐい店に教えてもらった「え、こんな使い方も!?」というような手ぬぐい活用法をご紹介。今日からきっと、手ぬぐいをフル活用したくなりますよ。

手ぬぐい、眠ったままになっていませんか?

さらりとしていて吸水性・速乾性にすぐれている手ぬぐい。手をぬぐうという名前どおりの使い方以外にも、さまざまな使い方ができるすぐれものです。

筒状から箱型までフィット!手ぬぐいは「包む」に大活躍

ギフトラッピングにもぴったり。ワインボトルの包み方

長方形の手ぬぐいは、実はいろいろなものを包むのに都合がいい形。細長いボトルもすっぽり包めるので、ホームパーティーにワインボトルを持ちこんだり、ギフトにしたりするときにも活躍します。

包み方は簡単。裏面を上にして広げた手ぬぐいにボトルを寝かせ、底側の端をボトルの肩辺りまでかぶせて左右から包み込みます(図1~3)。あとはボトルの上の余った部分をねじり、首に巻きつけるように一周させて、先をその輪の下から通せばOKです(図4~6)。

ランチが楽しみになる。お弁当の包み方

お弁当を包むなら正方形のナフキンと考えがちですが、手ぬぐいも使えます。お気に入りの手ぬぐいで包んだお弁当は、おいしさが倍増するはず。この包み方も、贈り物のラッピングにも活用できます。

包むときは、手ぬぐいを適当な程度の大きさに折ってサイズを調整し、お弁当を斜めに置くのがポイント(図1~2)。あとはナフキンと同じ手順で包んで端を結べば完成です(図3~6)。

部屋のワンポイントに。ティッシュボックスの包み方

手ぬぐいはティッシュボックスを包むのにもぴったり。そのままでは味気なかったり、派手すぎたりするボックスを簡単に変化させ、インテリアのポイントにすることができます。

包み方は、まず手ぬぐいを適当な大きさに折り、真ん中にティッシュボックスをセット(図
1~2)。手ぬぐいの両端を箱にぴったりと添わせながら折り(図3.)、その両端がティッシュの取り出し口に合うよう固定しながら(図4のダイヤマークの部分)、上下も折って舟のような形に(図4)。あとは両端を結んで形を整えればできあがり(図5~6)。

模様選びも楽しんで

ものを包むときは、模様の出方も楽しみましょう。大きな絵柄のものは、開いたときに初めてなにが描かれているかわかる場合も。贈り物でちょっとしたサプライズにもなりますよ。

縦・横、小さめサイズでも。「飾って」楽しむ方法

フレームがあれば、部屋にギャラリーのような一角が

お気に入りの手ぬぐいをインテリアとして飾るのも素敵です。マグネットがついたタペストリー棒があれば、挟んで吊るすだけ。折りたたんで見せたい部分だけを小さく飾ることができるのも、布である手ぬぐいならではです。

額を使って飾るのもおすすめ。風景を描いたものなら、壁に窓が増えたかのようになります。

また、額には立て掛けて飾る方法もあるので、都度飾る場所を変えて楽しむことも可能。季節に合わせて模様も入れ替えれば、四季の移ろいを感じられるインテリアに。

テーブルに敷くだけでもその場を華やかに

もっと手軽な飾り方として、ランチョンマットやテーブルクロスのようにするのもおすすめです。お茶やホームパーティーなどのとき、テーブルがぐっと華やかになります。

伝統と新しさを感じさせる手ぬぐい店「永楽屋」

手ぬぐいの活用法を教えてくれたのは、京都で綿布商として創業し400年以上続く「永楽屋」。祇園や四条、京都駅などにお店を構え、手ぬぐいをメインとした美術館も開いています。最近では十四代目当主の細辻伊兵衛さんが「テヌグラファー」として作品や展示会を手がけ、テレビや雑誌で自ら手ぬぐいの魅力を伝えていることも話題です。

手ぬぐいの染めに用いられるのは、図案をもとに型紙をつくり、生地の上に置いて染める「型友禅」という伝統技法。一色につき一枚の型で染めるため、熟練した職人が何枚もの型を使い、手染めで複雑な模様を表現しています。

その模様は水彩画や浮世絵のようなものから、モダンなアートのようなものまでさまざま。なかには舞妓さんが季節のイベントを楽しむ様子を描いたものも。次々に新たな模様が登場するので、集めて眺めたくなります。

毎日の暮らしで手ぬぐいをどんどん使おう

眺めるだけではなく「使う」ことができる手ぬぐい。永楽屋のサイトには、ここでご紹介した以外の活用法も掲載されています。おうちで眠っている手ぬぐいもどんどん使って楽しんでみませんか。

writer / 凪 photo / 永楽屋

取材協力

永楽屋 細辻伊兵衛商店

細辻伊兵衛美術館
ミュージアムショップ
住所京都市中京区室町通三条上ル役行者町368
TEL:075-256-0077(細辻伊兵衛美術館と同じ)
営業時間:10:00~19:00
※細辻伊兵衛美術館(有料)のチケットなしでご利用可能

祇園店
京都市東山区四条通大和大路東入祇園町北側242
TEL:075-532-1125
営業時間:11:00~19:00

ほか複数店舗あり

https://www.eirakuya.jp/

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