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煮汁まで美味しい"梅風味の醤肉(ジャンロー)"

  • 2024.2.25
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醤肉(ジャンロー)とは中華風の煮豚のこと。ご飯のおかずとしてはもちろんですが、煮汁のアレンジ方法が幅広いので、たっぷり量をつくれば、アレンジ調理でしばらくおかずに困りません!横浜の人気パン屋「ベッカライ徳多朗」を営む徳永久美子さんに、しみじみおいしい日常おかずを教えてもらいました。

煮汁まで美味しい"梅風味の醤肉(ジャンロー)"

■“梅風味の醤肉”のつくり方

母がつくる煮豚がとてもおいしかったので、私も若い頃から研究しました。
今は隠し味に梅干しを使い、脂が少なめの豚バラブロックを使うこのレシピが定番となっています。ラーメンに入れてもいいし、アボカドと一緒に食べるのもおいしいんですよ。
食べ終えたら煮汁に水を加えて、絹ごし豆腐や野菜を加えてスープに。みりんや砂糖を使っていないので、スープとして再利用できるんです。煮卵やこんにゃく煮にもぜひ。


◇材料 (つくりやすい分量)

豚バラ肉:1.2kg(塊/厚さ2cmに切る)
長ねぎ:6本分(長さ6cmに切る)
醤油:120ml
紹興酒:120ml
梅干し:5個分(種を取って果肉をちぎる)


(1)煮込む
厚手の鍋に水400mlとすべての材料を入れ、強火にかける。沸騰したら弱火にし、1時間半、煮込む(水が少なめに思えるが驚くほど水分が出るので大丈夫)。

(2)仕上げ
冷めたら浮いて固まった脂を取り除くと、あっさり食べられる。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

――教える人

「徳永久美子 ベッカライ徳多朗オーナー」

栄養専門学校と調理専門学校を卒業後、大手ベーカリー勤務を経て、「ベッカライ徳多朗」(神奈川県横浜市青葉区元石川町6300-7)を夫とともに営む。著書に『パンを楽しむ生活 おいしいおはなし』(主婦と生活社)、『わが家のパンと料理とおいしい食べ方』(毎日コミュニケーションズ)など。


※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。

文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子

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