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グルマン温故知新:三鷹〈レストラン七條〉親子鷹で生み出す心のこもった洋食を堪能

  • 2024.2.26
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グルマン温故知新:三鷹〈レストラン七條〉親子鷹で生み出す心のこもった洋食を堪能

レストラン七條(三鷹)

親子鷹で生み出す心のこもった洋食を堪能

あの洋食の名店〈レストラン七條〉が2023年師走、三鷹にやってきた。創業は1976年。父が小学館ビルに開いた店を受け継ぎ、その後、神田小川町に移転。そして三鷹へ。

ここは、現店主・七條清孝さんの、まさにホームだった。店のキャパを小さくし、息子の圭さん、妻のいづみさんの3人で無理なく続けられるように考えた。「ランチは息子が主体で」と店主。3代目が着実に育っていて頼もしい。

三鷹〈レストラン七條〉の「スペシャルミックスフライ」
見よ、この端正な姿を。左から、エビ、アジ、ズワイガニのクリームコロッケ、メンチカツ、黒豚ヒレカツ、帆立、そしてポテトサラダとトマト、タルタルソース添え。キャベツにはカイワレや赤タマネギ、ニンジンなども。アジにはほんのりカレー風味が忍ばせてある。ライス、スープ付きで2,300円。
三鷹〈レストラン七條〉の「前菜盛り合わせ」
上から時計回りに、タマネギとベーコンのキッシュ、野菜3種のマリネ(それぞれに調味)、バイヨンヌの生ハムと柿、ヒラメと青海苔(あおのり)のカルパッチョ・塩昆布添え、鴨のテリーヌ。夜のコース(6,000円・9,000円)から。
三鷹〈レストラン七條〉の「和牛ほほ肉のハチミツと赤ワイン煮」
何十年も作り続けている清孝さんのスペシャリテ。ソースのおいしさにうなる。ほほ肉をじっくり3時間煮込み、ほろほろ。ニンジンのピューレ、ブロッコリー、ホウレン草、インゲン、カブ添え。夜のコース、メインの一つ。

ランチはアラカルトがメイン。人気のミックスフライにメンチカツ・エビフライ盛合せ、若鶏の唐揚げにハンバーグステーキ・デミグラスソースなどなど、魅力あふれるラインナップに、あれ食べたい、これも食べたいと頭がパニックを起こす。

夜はコースのみにして、主菜やデザートなどを選ぶプリフィクススタイルにした。「夜は洋食のメインがあるビストロ」と店主。ワインやビール、ハイボールなんかを飲みながら、ゆっくりと楽しめそうだ。

三鷹〈レストラン七條〉の店主・七條清孝さんと息子の圭さん
親子で仲よくキッチンに立つ。何かいいなぁ。
三鷹〈レストラン七條〉の店内
壁の絵が素敵。よく見ると窓辺に猫ちゃん。飼っていた保護猫へのオマージュ。

Information

レストラン七條(レストランしちじょう)

住所:東京都三鷹市下連雀3-15-15 I'SAMビル1F
TEL:0422-24-8375
営:11時30分〜14時LO、18時〜20時30分LO
休:水曜・第1・第3・第5火曜

2023年12月4日オープン。昼は予約不可。夜は予約のみ。ランチは15種。ハンバーグ、和牛スネ肉とすりおろし野菜のカレーライスやカツカレー、和牛テールハヤシライスも。カレーライスとハヤシライスはハーフサイズもあり。夜は3,800円、6,000円、9,000円のコースのみ。グラスワイン白・赤各800円、ビールも日本酒もウイスキーも。ランチ1,300円〜、ディナーコース3,800円〜。13席。

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