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新顔野菜!茎が主役のブロッコリー「スティックセニョール」の食べ方とおすすめレシピ

  • 2024.2.26

茎が主役のブロッコリー「スティックセニョール」。農林水産省が新たに「指定野菜」(=消費量が多く国民にとって重要な野菜)に加えると発表した、ブロッコリーの仲間です。このおいしさ、知らないなんてもったいない! いちおしの食べ方とおすすめレシピをご紹介します。

 

〈スティックセニョール〉ってどんな野菜?

一見、外国の野菜かと思う名前ですが、じつは日本でブロッコリーを品種改良して生まれたもの。花蕾を楽しむブロッコリーに対して、長い茎がメイン。花蕾は柔らかく、茎はアスパラガスのようなシャキシャキとした歯ざわりが魅力です。

 

【味・調理法】

ブロッコリーと似た味わいで、ブロッコリーと同じように使えます。皮が堅くないので太い茎も皮むきは不要で、葉っぱも取らずにいただけます。

 

【旬】

通年出回っていますが、旬は冬から春にかけての11月~3月ごろ。

 

『スティックセニョールの中華風サラダ』のレシピ

 
少量のオイルを加えた湯でゆでることで、ほっくりとした食感が際立ちます。
にんにくをきかせたこくのあるオイスタードレッシングと好相性。
 

材料(2人分)と作り方

 
(1)スティックセニョール8本(約200g)は長さを3~4等分に切り、茎と花蕾に分ける。オイスタードレッシング(にんにくのみじん切り1/4かけ分、オイスターソース、ごま油各小さじ2、しょうゆ小さじ1)を混ぜておく。

(2)鍋に1.5Lの湯を沸かし、塩、サラダ油各大さじ1を加える。中火にし、(1)の茎を入れて2分ゆでる。(1)の花蕾を加え、さらに1分ゆでてともにざるに上げ、水けをきる。器に盛り、オイスタードレッシングをかける。こしょう少々を加えて味をととのえる。
 

POINT

茎を先にゆで、時間差で花蕾をあとから加えることで、全体がほどよいゆでかげんに。


 

『スティックセニョールの肉巻きステーキ』のレシピ

長さを生かしてうまみたっぷりの肉巻きに。
蒸し焼きにすれば、スティックセニョールのシャキッとした歯ごたえを堪能できます。
 

材料(2人分)と作り方

(1)スティックセニョール6本(約150g)は茎の太さが2cm以上あれば縦半分に切る。豚バラ薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)200gは均等にスティックセニョールに巻きつける。照り焼きだれ(しょうゆ、酒、みりん各大さじ1)を混ぜておく。

(2)フライパンにオリーブオイル大さじ1を中火で熱し、(1)を巻き終わりを下にして並べ入れる。ときどきころがしながら、全面を2分焼く。水大さじ2を回しかけてふたをし、3分蒸し焼きにする。

(3)ふたを取り、余分な脂をペーパータオルで拭き取る。照り焼きだれを加え、照りよく煮つめて全体にからめる。器に盛り、粗びき黒こしょう少々をふる。
 
(『オレンジページ』2023年10月2日号より)

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