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脱・老化&ダイエットにも効く!? 大人世代こそ意識したい【オートファジー】とは

  • 2024.2.25

ダイエットやエイジングケアに関する話題でよく耳にする【オートファジー】というワード。わかっているつもりになっているけれど、「実際よくわからないのが正直なところ」という方も少なくないでしょう。だからこそ、ぜひ「オートファジー」を正しく理解して、ダイエット&エイジングケアの効率化に取り組んでみませんか?

「オートファジー」とは一体何?

「オートファジー」はダイエットやエイジングケアに限った話ではなく、人間が生きていく上で必要不可欠な体の働きのこと。簡単に言うと細胞が常に同じ状態、正常で元気な状態をキープしようとする力を保つ体の働きのことを指し、これには体内に有害物質が発生すると排除する働きなども含みます。

「オートファジー」の働きが衰えるということは細胞の恒常性が保たれないということで、つまり“老化”を意味します。しかも「オートファジー」の働きは加齢とともに低下していくということが分かっていて、細胞内に老廃物や有害物質が蓄積していくことに……。年齢を重ねて、太りやすくなってきたり、体の不調が続いていたり、体力の衰えを感じていたりする人は、もしかしたら「オートファジー」の不活性化が起こっているかもしれません。

脱・老化&ダイエット効果も。「オートファジー」を活性化させる方法

「オートファジー」を活性化させるには、一定時間食べ物を口に入れないで体に飢餓状態にさせることが有効といわれています。この考え方から「8時間ダイエット(1日のうち8時間以内には何を食べてもOKだけど、16時間は何も口にしない)」などが誕生しています。

でも、「16時間絶食はきつい…」はずなので、日々の食事、日々の生活の中で下記3点をまずは意識してみましょう。これだけでも体重の減少もふくめて体の変化を感じられることもあります。

(1)お腹いっぱい食べない

毎食、満腹になるまで食べるのは避け、腹7~8分目を意識してましょう。16時間絶食せずとも、1日に摂取する総カロリー数を抑えるだけでも「オートファジー」の活性化を期待できます。

(2)お腹が空いてから食べる

「食事の時間だから」という理由だけで、空腹を感じていないのに義務のように食事をとっていることはありませんか? 社会人や学生には難しいかもしれませんが、食事は空腹を感じてから食べることを意識しましょう。「空腹=オートファジーが活性化しているサイン」です。

(3)軽い運動を習慣にする

「オートファジー」の活性化にとって大切なのは食事だけではなく運動も重要です。まず(1)、(2)で食生活を見直したら軽い運動を習慣化しましょう。運動は筋肉が作られやすい午前中に運動を行うのがおすすめ。ジムなどでがっつり運動する必要はなく、家の近所をウォーキングしたり、家の中でスクワットを30回するなど軽い内容でOKで、何より習慣化することが大切です。

「オートファジー」を活性化することを意識した生活習慣を身につけると、若々しくいられたり、ダイエットにつながったりと良いことがたくさん。ぜひ自分の体質、体質と相談しながら、生活習慣の改善に取り組んでみてくださいね。<text:kanacasper(カナキャスパ)>

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