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「紙の手帳」使い方まるっと紹介 メリットや続けるコツ、手帳選びもご案内します♪

  • 2024.2.24
紙の手帳
紙の手帳

今年こそは手帳を使いこなそう、と意気込み、新たに手帳を購入したものの、いつの間にか手帳を開かなくなり、ついにはほとんど空白のページで年を越してしまった――。そんな経験がある人は少なくないでしょう。せっかく吟味して買った手帳だからこそ、できる限りページを埋めたい気持ちはやまやまです。2月も終わりに差し掛かる時期ですが、まだ間に合うはずです。3月始まり、4月始まりの手帳もあります。今こそあらためて、手帳の使い方や続け方を再考してみましょう。

デジタル時代にこそ「紙の手帳」を選ぶ理由

さまざまなタスクをデジタルで行える便利な時代。手帳が役割を担っていたスケジュール管理などもデジタル上で完結させている人も多くいます。一方で紙の手帳には「形式にとらわれず自分好みに使える」「手書きするからこそ記憶が定着しやすい」「充電や電波を気にせずどこでも使える」「スマホやタブレット、パソコンから離れる時間を確保できる」といったメリットがあります。

もちろんデジタルのスケジュール管理アプリなどにも「家族や仕事仲間とスケジュールを共有できる」「気軽に予定を入力できる」「手帳を持ち歩く必要がない」などのメリットがあるため、どちらのメリットを重視するかは自分次第です。

紙の手帳を選ぶ人の声を聞いてみると、便利なデジタル時代だからこそせめて手帳だけでも紙のものを使いたい、手書きで自分の1年を管理・記録するということを大事にしたい、数年前の手帳を見返してみると筆跡や口調が全然違うこともあり、それも楽しみの一つになっている……と、確かに試してみたくなるような使用感を知ることができます。

スケジュール管理以外にもいろいろ、手帳の使い方

紙の手帳?
紙の手帳?

手帳は主にスケジュール管理をするものと考える人も多いはず。しかし、あまり手帳を使いこなせていないという場合は、別の使い方にもトライするのはいかがでしょうか。その一例を紹介します。

●一言日記として

手帳はその日の出来事や感想を一言記す「一言日記」として使うのもおすすめ。「任せられていた重要な仕事が無事終わり上司に褒められた!」「ずっと行きたかったレストランに行ったら想像以上においしくて、これからも通ってしまいそう」など、感じたことを何でも書いてみましょう。

●食事記録として

健康管理や日々の記録として、1日の食事やカロリーなどを記録する食事記録。専用のアプリをダウンロードしたり専用のノートを用意したりするのが面倒に感じる場合には、手帳を使うと気軽に書き込めて便利です。後から見返したときにも「焼肉に行ったということは何かのお祝いをしたんだっけ」「この週は忙しくて外食ばかり続いていたな」と日々を思い出すヒントになって、思わず読みふけってしまうかもしれません。

●読書記録として

読書記録は、読書家の皆さんにおすすめしたい使い方。読んだ本のタイトルと内容のまとめ、読み終わった感想を記していけば、1年の終わりにはその年に読んだ本の情報が集約された手帳が完成します。読書記録を残すと、より本の内容が頭に定着しやすくなります。

●紙ものをスクラップするノートとして

映画のチケットやショップカード、旅先のパンフレットなど、日常でもらう機会の多い紙もの。「持ち帰った後に捨てるのはもったいないけど置き場もない」という場合には手帳にスクラップするのも一つの方法です。デイリーページやメモページなど、特に余りがちなページを簡単に埋められるので、達成感を得やすいのも楽しいポイントです。

紙の手帳を長く使い続けるコツ

●時間があるときではなく毎日5分でも開く

「時間があるときに書こう」と思っていても、その時はなかなかやってきません。手帳を続けるために大切なのは、毎日5分でいいから必ず手帳を開いて記録することです。

お風呂から出てリラックスしている時間や、ベッドに入る前の数分など、決まった時間に開くと習慣化しやすいです。好きな飲み物を用意して飲み終わるまで手帳の記録を続ける、などのルールを決めるのもおすすめです。

●空白のページを怖がらない

どれだけ頑張って手帳を使いこなそうとしても、空白の枠やページができてしまうことはあります。無理に空白を無くそうと意気込んでしまうと、空白ができた途端に手帳を続ける意欲が無くなってしまうこともあります。緩く長く続けるためにも「空白はその日が忙しかったことの印」と捉えて、空白を恐れないことが大切です。

手帳の選び方も使いやすさにつながる

紙の手帳!
紙の手帳!

手帳を使いこなすためには、その使い方だけでなく手帳選びにも力を入れたいところ。自分の希望する使い方に手帳が合っていないときには、手帳時間もなかなか取れません。

例えば、仕事やプライベートで持ち歩ける手帳が欲しいときには普段使っているバッグに入るサイズであることは譲れないポイント。バッグだけでなくポケットに入るようなミニサイズもおすすめです。

パソコンと併せて使うことが多いなら、横長タイプの手帳も候補にしてみましょう。デスクに置いたパソコンを少し奥にずらし、自分の目の前に手帳を置いて作業ができます。

また、サイズや形ではなく手帳のタイプも確認してください。1日のスケジュールを分刻みなどで記録したい人は、1日の時間軸が印刷されている「バーチカルタイプ」、1週間の予定を確認しつつ同時にメモスペースも欲しい人は、左ページに1週間の予定を書き込むスペース、右ページにメモスペースがある「ウイークリーレフト」タイプがおすすめです。手帳兼アイデア出しのノートとして使いたい人にはメモページがたくさん設けられた手帳もいいです。

来たる新年度(4月)を控えて、2024年度は気分を新たに手帳に挑戦してみませんか。

(笠原加帆)

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