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「わが子に普通の会社員は無理」ASD部下の一件を耳にした父が語ること

  • 2024.2.24
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このお話は、自閉症スペクトラムの娘を持つ、作者マミヤ(@mamiyang83)さんの夫が、HSP(繊細な人)の部下への接し方に悩んだ経験を元に描かれたお話です。ある日、新入社員から「HSP」であることを打ち明けられた、マミヤさんの夫。悩みながらも、会社の後輩や妻に相談し、部下への対応を見直しました。この経験からマミヤさん夫妻は、「特別な配慮」が必要な人について考えます。『新入社員がHSPだと言ってきた』余談1話をごらんください。

HSPのように「特別な配慮」が必要な人の、対応の難しさをマミヤさん夫婦は痛感しました。

そしてこの経験は、自閉症スペクトラムの娘の将来を考えるきっかけにもなったようです。子どもに幸せになってほしいと思うことと同じくらい、周囲の人に迷惑をかけないように…という、親心があるようですね。

HSPを自覚する部下への配慮はどこまで必要?

作中に登場するHSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。相手の感情や周りの雰囲気などに、繊細に反応する特徴があります。近年広く知られるようになったHSPという特性の人が、もしもあなたの職場にやってきたら、接し方に注意を払う必要がありそうです。

この漫画の作者・マミヤさんの夫は、ある日部下からHSPであることを打ち明けられ、当初は理解に苦しみました。しかし部下の対応に悩みながらも、HSPの特性を理解して歩み寄ろうと努力をしました。すると、やがて部下の仕事ぶりにも変化が訪れます。自分から質問をして積極的に仕事をこなせるようになっていったのです。

実際にHSPの人が近くにいたら、どの程度の配慮が必要なのか悩むことがあるかもしれません。けれどHSPの繊細さはその人の気質であると捉えて、仕事のフォローに回るなど、思いやって接することができたらいいですね。この漫画は、さまざまな人と関わる必要がある「職場」という環境で、繊細な人とどう関わっていくべきか考えさせられる作品です。

著者:ママリ編集部

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