エルサルバドル代表、異例「第4のユニフォーム」が超レトロでかっこいい！そのデザインは「鳥」

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

エルサルバドルサッカー連盟（FESFUT）とキットサプライヤーのUmbroは17日、最新モデルとなる第4のユニフォームを発表した。

代表チームがフォースユニフォームまで製作することは非常に珍しく、シーズン表記も少々ややこしいものとなっている。

エルサルバドル代表 2024 Umbro フォースユニフォーム

2023年にサードまで3つのユニフォームを発表済みのエルサルバドルに、新たに登場した第4のユニフォーム。メーカーが公式に“4th”と明記しているので、ここではそれに従う形でご紹介する。

代表チームのユニフォームは通常ホームとアウェイの2モデルが一般的。最近ではサードモデルを作るケースも以前より増えているが、フォースは極めて珍しい。

クラシックな雰囲気が醸し出されるデザインは、こうしたレトロ系が得意なUmbroの真骨頂といったところか。

そんな今回のユニフォームは、ターコイズ色の長い尾が美しい鳥「アオマユハチクイモドキ」がエルサルバドルの国鳥に指定されてから25周年を祝したもの。フォースではあるが、どちらかと言えばスペシャル・エディションに近い位置付けのユニフォームとなる。

シャツはターコイズのストライプを施しているが、よく見ると単純な直線ではなくユニークな形状。この一つ一つがアオマユハチクイモドキの長い尾にインスピレーションを得て線で表現したものだ。

エルサルバドル代表 2024 Umbro フォースプレマッチジャージ

ユニフォームと同時に発表となったプレマッチ・ジャージも「アオマユハチクイモドキ」のエルサルバドル国鳥指定25周年記念モデルで、デザインはよりストレートに鳥の姿を色鮮やかに描く。

今回のレプリカユニフォームは長袖ユニフォームも発売となった。袖口まで伸びるネイビーのラインが、さらにレトロ感を高めている。

国鳥指定25周年記念のフォースユニフォームは、アメリカ地域のUmbroオンラインストア他で販売中。