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「もっと手を抜けば?」家事を手伝えないという夫の理屈に愕然…読者は「外注しかない」

  • 2024.2.24

付き合っている時も結婚してからも、誰もが羨むほどの純風満帆な幸せを築いていた明日香と聡。しかし「完璧な夫婦」と周囲に言われ続ければ続けるほど、追い詰められていった明日香。

聡に釣り合う女性でいるために気丈に振る舞い、弱さを隠して笑顔を作る毎日に、心は限界を迎えていた。言いたいことも言えず、初めての育児はうまくいかず、孤独とストレスに押しつぶされるなか、ついに聡への不満が爆発してしまう。

ろくに休めていないことや、ワンオペ育児の不安を、聡にさらけ出すことにした。仕事中心の生活を変えない聡に、明日香のSOSは届くのか…。

■一度は育児に参加してくれると約束したのに…

本音をさらけ出し、こうやって夫婦で一緒に乗り越えていくと思っていたのに、3ヶ月後に思わぬ一言を聞くことになった明日香。聡の思いとは?

「やっぱり手伝えない」と夫に言われて…

寝る時間がない? 頭が回らない? 明日香だって産後ゆっくりなんて寝てないし、泣き声ばかり聞いていて頭もぼーっとしているのです。だいたい「家事を手伝う」って何。聡にとっては、母親がひとりで家事と育児をすることが前提なのだと改めて気付かされたのです。

明日香はやらなくていいことをしている、要領の悪いお母さん。ママ友も作れないお母さん。そう言われている気がしました。

高級レストランなんて行けるわけがない!

何もわかっていない聡に腹が立った明日香。赤ちゃん連れでホテルのレストランが楽しめるはずないし、おしゃれして出かけるよりも、今の私は家でのんびりと家族団らんのひと時を過ごしたい!もう私と娘に関わらないで…。

それから数ヶ月後ー

聡が明日香を拒絶するようになっていったのです。

こちらは投稿されたエピソードを元に2023年12月23日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。

■やっぱり無理って何? 外注で解決すべし!

まずは、聡に対してのコメントをまとめてみました。仕事の調整をして、少しは家事や育児をした方がいいという意見がほとんど。自分ができないことを妻がやって当たり前と思うな!という意見が多くありました。

・なんで仕事の調整をして、家族を助けないんだろう。仕事は失っても取り返す手段はいくらでもあるのに、苦手だからって家事や子育てから逃げるなんてひどいです。「任せる=放り出す」ということ。もともと無責任で、自分の世話も母親にやってもらってたんでしょうね。

・この旦那が面白すぎる。そのデキる女性の上司にあなたが聞いて、家事・子育て・仕事を3つとも両立させろよ(笑)。自分ができないものを相手に求めるな。

・相手がしてほしいことを手伝うのが優しさ。夫が高級レストランを予約するのも、服を買うのも押し付けです。そのお金があったら、家事代行ヘルパーさんを2〜3回お願いすれば、妻は眠ったり身体を休められるのに。

・高級レストラン行って、赤ちゃんが泣いても全部面倒見てくれるなら行ってもいいけど、普段何もしたことない人に赤ちゃんを任せるなんて不安しかないしなー。

・お子さんを奥さんの付属物だと考えてないですか? だから「参加する」とか「手伝う」なんて言葉が出るんです。子どもを産んだら女性は変わると言いましたが、当たり前です。ちょっと目を離したら死んでしまう生き物を育てているんです。問題なのは、あなたが一緒に変わっていないことです。 でも、強制されることではないのでお好きにしたらいいと思います。したことも、しなかったこともいずれ自分に還ってくるものなので。

・的外れなことをやって怒られたら拗ねたまま? 大人のくせに? 父親のくせに? 自分が奥さんをそれだけ追い詰めてる。なんて、考えもしないんだろうなあ。

・そもそも聡は、こだわりのある奥さんってわかっているのなら、今何を求めて いるのか、よく聞いたり、観察して 声かけしてあげれば、奥さんの気持ちは だいぶ晴れると思う。ただ話を聞いて、奥さんの寝る時間を作ってあげることでもいいのかもしれない。

次にご紹介するのは、意外にも多かった明日香への厳しい意見。仕事が忙しい人に家事もやれだなんてひどすぎる。聡が言うように、自分の理想を他人に押し付けているだけでは?

・旦那さん言うように、すべてを完璧にする必要がないのにしようとして、かといって人にも預けられない。おそらく旦那さんがずっと家事育児をがんばっても、どんどん要求がエスカレートしていくんじゃないでしょうか。旦那さんの方はそれに早く気づいて手をひいてそう。

・外で激務の仕事をやって、家でも家事育児を手伝ってってたら旦那さん死んじゃうって。そもそも子どもが生まれる年齢って、仕事も激務になること多いからワンオペはしょうがないと思う。乗り切るしかない話。

・奥様が育児ノイローゼであることはわかります。 それでも、わがままかな。私も夫が「手伝う」とよく言っていて、その言葉には疑問もありますが、お互い様だと思っているので、この奥様のようには感じません。 それに3ヵ月間かなり手伝ってくれたなら、赤ちゃんも成長していて、だいぶ楽になってますよね。一度、赤ちゃんから3日間離れることをおすすめします。 この漫画を見てイラっとしました。

・妻が自分の理想を夫に押し付けていると感じた。 会社なら現実をもとに議論して、ちょうどいい目標にするが、 家庭内の主婦はネットの情報とか自分のこだわりで勝手に目標を高く置いて、 夫がそれにあわせないと不満を爆発させる。それは間違っていると思います。

・この母親、馬鹿みたい。話し合いもしたくないのに何言ってんの?夫も悪いのかもしれないけど、被害者面するな。言いたいことを言えなくて、他人の目を気にして何したいの?

・これはこの女性に問題しかないと思う。同情の余地もなく、ご主人が可哀想です。

・ほら見たことか。男女関係なく「離婚する!」「結婚は失敗だった」なんて口走るお子様は、相手がそれをどう受け取るかよく考えたほうがいいですね。

最後にご紹介するのは、家事と育児は外注して解決すべきと言う意見です。夫が協力できないなら、第三者にお金を払ってやってもらえばいいだけのこと。そうすれば、妻の負担も少なくなるはず。

・奥さんも正社員で、夫も高給取りなんでしょ。それなら、外注一択のケースじゃないの。この夫婦、本当に仕事ができているのでしょうか?夫が「家事は外注しようよ、お金なら出すからさ!」って一言言えば済む話ですよ。

・うーん、寝不足で仕事に支障が出るほどなのは確かによくない。そして奥さんが完璧主義者なのも多分そう。でも、夫の言う解決策はぼんやりしすぎ。 やっぱり無理だって簡単に言えちゃうのもね…。これで奥さんも無理って言ったらどうなるか考えたことあるかな? 子どもが死ぬよ? 家事代行とかシッターとかお金で解決するのも手だと思うけど。

一度は家事と育児をやると言った聡も手を引いてしまい、より孤独感がました明日香。そんなときに的外れなディナーへのお誘いをしてしまったことで、さらに夫婦の溝は深まるばかり。続きが気になる方は、第一話からチェックしてみてくださいね。

(サトウヨシコ)

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