1. トップ
  2. レシピ
  3. 赤ワインと白ワインの造り方の違いは?魚料理に何を合わせるのが正解?【こっそり学ぶワインマナー】

赤ワインと白ワインの造り方の違いは?魚料理に何を合わせるのが正解?【こっそり学ぶワインマナー】

  • 2024.2.24
mamagirl

誕生日や記念日など、お祝いムードを盛り上げてくれるものといえばシャンパンやワインもそのひとつです。一口にワインといっても赤、白、ロゼ、スパークリング、最近ではオレンジワインも人気を集めています。

こんな風にワインに種類があることは知っていても、実際にどうやって造られているのか製法までは……という人も多いのでは?

テーブルマナーと比較して、思いのほかワインマナーを学ぶ機会は少ないもの。そこで全3回に渡って、イラストレーターでワインエキスパートの資格を持つTamyさんの新刊「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)から、知ってすぐに役に立つワインの豆知識やワインマナーをご紹介します!

結婚式などのお祝いの席はもちろん、ママ友のランチ会、これから春に向けて卒入園行事などオケージョンの季節がやってきます。こっそり学んでスマートにふるまっちゃいましょう♪

■ワインはどうやって造られる?赤ワインと白ワインの違いとは

まずはワインはどうやって造られるのか、製法についてご紹介します。

「ワインの造り方はいたってシンプル。基本的にブドウの果実だけがあればいいのです」(Tamyさん)

アルコール発酵に必要な糖分や酵母などがブドウに含まれているのだそう。あまりのシンプルさに驚きですね。

実際にワイン造りに使われるのは食卓に並ぶブドウとは違うワイン用のブドウで、果皮、果肉、種子を使って作られるのだそう。

mamagirl

「赤ワインは黒ブドウの果汁だけでなく、種子と果皮もいっしょに発酵させます。これによって色の濃淡や渋みが引き出されます。」(Tamyさん)

だからあの美しい深みのある赤い色ができあがるんですね! 一方、透明感のある白ワインはというと、

「ブドウの果皮と種子は使わずに果汁のみを発酵させて造られます」(Tamyさん)

果皮などを使わないため渋味を出す「タンニン」がワインに移らないことで、すっきりとした口当たりになっているのだそう。

Tamyさんの新刊「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)では上記の赤ワインに加えて、白ワイン、ロゼワイン、シャンパーニュ、そしてナチュラルワインについても丁寧に解説していますのでぜひチェックを。

■肉料理に赤ワイン、魚料理に白ワインは鉄板?マリアージュのコツ

さて、よく肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインといわれるように、食事によってどのワインをあわせるかというマリアージュについても触れていきましょう。

mamagirl

「ワインには、料理と同じようにおいしく飲むための順番があります」(Tamyさん)

どこかで見聞きしたなんとなくの知識で選んでいる人も少なくないはず。Tamyさんによれば、「一番最初に飲みたいワインを持ってきても問題ありません」とのこと。お酒があまり強くなく、そう何杯も飲めないよ……という人もいるでしょう。「~しなければならない」という絶対的な決まりはないようで一安心です。

何をチョイスするかは自由ですが、それでも基本は押さえておきたいもの。

「白から赤、軽いワインから重いワインが基本で、価格であれば安いワインから高いワインが正解です」(Tamyさん)

ワインと共においしい料理も味わいたいもの。Tamyさんは最初にシャンパンが出たら次の白ワインをパスして赤ワインをチョイスしているのだとか。

つい堅苦しい捉え方をしていまいますが、基本を知れば肩の力が抜けるってもの。自分のペースを保ちながらワインと料理のいいとこどりを狙うのも手ですね!

世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)では、このほかにも赤身の刺身と軽めのワインを合わせるなど、ワインと料理のマリアージュのコツを解説していますのでぜひチェックを!基本を押さえたら自分らしいマリアージュを探ってみるのも楽しそうです。

次回は自宅でワインを楽しむコツをご紹介します。ワインセラーがなくても大丈夫!冷蔵庫で上手に冷やすことでおいしく飲めるのだとか。ワインにあうレシピもご紹介しますので、ぜひお楽しみに!

■書籍紹介
mamagirl

「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)

気になる方はこちら⇒https://www.amazon.co.jp/dp/4837988466

全3回でお届けするワインマナー特集。3回目の2月26日には嬉しいプレゼントのお知らせがありますので最後までお楽しみに!

出典:「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)

取材協力/三笠書房・知的生きかた文庫 構成/mamagirlWEB編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる