ウェディングフォト、アイデア次第でおしゃれ＆かわいい3選♪　セルフフォト・自宅フォト・出張サービス

結婚式を挙げていない人、3人に一人

結婚式を挙げていない割合は3人に一人の34.0％――。カネとホンネ調査研究所が2023年10月に発表したアンケート調査で、そんな現状が明らかになりました。結婚式の費用は平均300.2万円。同研究所は「結婚式の安くない費用が影響しているのでは」とコメントしています（同年8月、東京・愛知・大阪・福岡に居住する20～39歳の既婚男女412人を対象に実施）。

一方、挙式のような費用は掛けずにウェディングの記念を残せる「ウェディングフォト」は引き続き人気。そしてその手段は撮影スタジオやドレスサロンへ行くだけでなく、アイデアを凝らしたフォトがさまざまに増えています。

ただお金を掛ければよいというわけでもなく、節約しながらも工夫次第で夫婦の仲を深めて思い出に残る、おしゃれな写真を撮ることができます。

1．緊張せず自由なスタイルで“盛れる”方法

無人のセルフフォトブースでウェディングフォトを撮るのは、かなり今っぽいスタイルです。スマートフォンでもカメラでも、好きなツールを使って写真撮影が可能なフォトブースもあり、好きなだけカットを撮りたい、オフショットも残したいと思っているカップルにはぴったりです。

中にはボードや造花などの装飾やアイテムが設置されていて、自由に使ってOKというフォトブースも。自前のドレスアップやヘアメイクのクオリティーや華やかさには限界がありますが、アイテムをうまく使って個性を出したウェディングフォトを撮ることができます。

フォトブース運営者に聞いてみたところ、事前にインスタグラムなどで調べて、アイテムの使い方や写真全体の雰囲気のイメージを固めておくことで、スムーズに撮影ができるのだとか。

アイテムを持ち込みできるフォトブースもあるので、夫婦の小指を結んでつなげる赤い糸や大量の風船などを持ち込んで、よりハッピーでメルヘンな世界観を作ってみるのもおすすめです。

また、撮影スタジオでのウェディングフォトでよくある「カメラマンさんや慣れない環境に緊張して、夫婦共に顔が引きつりまくってしまった」という失敗を減らせるのもセルフフォトブースを使うメリットです。

撮影用のライトや三脚など撮影に必要な設備が用意されている場合もあるので、一般的なユーザーでも工夫次第でおしゃれで満足のいくウェディングフォトを撮れます。

2．節約派カップルにおすすめ＆特別感マシマシ

自宅をおしゃれに飾り付けして、慣れ親しんだ自宅でリラックスしてウェディングフォトを撮るのも実現可能です。

ギフトやパーティーグッズのショップなどを訪れると、室内をオシャレに飾り付けてお祝いモード全開にできる装飾がたくさん販売されています。これらを自宅の壁などに飾り付けることで、いつもの空間＆特別な演出の良いとこ取りができます。

妊娠中やすでに子どもがいるカップルも、自宅で撮ることで金銭的・体力的なコストを掛けないというメリットもあります。また子どもはまだいないカップルも、自宅で撮影することで、この先の「結婚○周年記念」や誕生日などの記念日に自宅の同じ場所で撮影することで、思い出を重ねていくことができます。

自宅でウェディングフォトを撮るもう一つのメリットは、記念撮影のプランニングから撮影までの準備を二人だけで行うことで、その時間も家族の思い出になること。撮影スタジオを予約しての撮影も良いですが、夫婦でアイデアを出しながら自宅をおしゃれに飾り付けをする時間も楽しくかげがえのないものになるはずです。

3．自分がこだわりたいムードを徹底してかなえたいなら

出張カメラマンにお願いして、屋内外を問わず好きな場所でウェディングフォトを撮るというアイデアもあります。

カメラマンが写真撮影をする点で、セルフで撮るよりも構図や光の取り込み方など技術面でハイクオリティーなウェディングフォトになるというメリットがあるでしょう。

さらにこだわりたいムードがあるなら、SNSなどでカメラマンのこれまでの作品を検索して、好みの雰囲気の写真を撮る人にお願いするということも可能です。

ポーズや表情の作り方などに自信がない場合は、経験豊富なカメラマンに相談するとアドバイスをもらえることも。ウェディングフォトならではのロマンティックなポーズを取ってみることで、一生に一度の美しい写真に近づけることができます。

出張フォトサービスであれば、二人の思い出の公園やレストランなどでの撮影も可能です。好きな場所や、好みのムードの撮影をするカメラマンを自分で選べば、撮影スタジオ以上に思い入れと満足感のあるウェディングフォトを残せるでしょう。

（岩井なな）