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お金って面白い!子どもに教えたいお金の雑学5つ

  • 2024.2.24

子どもの金融教育に関心を持つ親御さんも増えていると思います。金融リテラシーを子どものうちから身に付けておくことで、損したり、騙されたりする可能性が減ります。まずは、お金に興味を持ってもらうことが大切と言えるのではないでしょうか?

今回の記事では、子どもがお金に興味を持つきっかけになりそうな雑学を5つご紹介します。

■1:「円」という単位はいつから?

円という単位は、明治時代から使われています。それまでの複雑な貨幣制度を整理して、新貨条例によりお金の単位を円にしました。明治9年に大阪に造幣局を設置し、日本の伝統デザインを生かした貨幣が作られるようになりました。

■2:1円玉を作るのにかかるお金はいくら?

1円玉の原料はアルミニウムです。正確な原価は公表されていませんが、1円玉を作る際の費用は約3円と言われています。1円の価値より、硬貨の価値のほうが高いのは面白いですよね。

■3:日本のお札にもっとも多く登場したのは誰?

日本のお札にもっとも多く登場したのは、聖徳太子です。1930年に「乙百円券」として登場して以来、合計7回登場しています。いずれも発行当時の最高額券に採用されたことから、高齢の方にとっては「聖徳太子=高額のお札」というイメージもあるようです。

■4:日本のお札に初めて描かれた女性は誰?

日本のお札に初めて描かれた女性は、樋口一葉です。2004年から使われている5,000円札に描かれています。ちなみに、2024年に新紙幣に変わりますが、新5,000円札の顔は津田塾大学の創立者である津田梅子です。

■5:紙幣の顔はどう決まる?

紙幣の顔は、すでに亡くなっている文化人が選ばれることになっています。かつては政治家が選ばれることもありましたが、後の批判を避けるため、現在では文化人が選ばれています。

また、偽札を作るのを難しくするために、しわやひげがある人が選ばれる傾向にあります。ただし、現在は偽造防止する印刷技術が進んだため、これからはしわやひげがない女性も選ばれやすくなると言われています。

■楽しみながら大人も学ぶきっかけに

今回は、子どもに教えたくなるお金に関する雑学を5つご紹介しました。大人でも知らなかったこともあったのではないでしょうか?この他にも、お金に関する面白い雑学はたくさんあります。

日本銀行をはじめ、各銀行のホームページなどにも紹介されていますので、チェックしてみてくださいね。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー) 新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。

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