もしも過去に戻っても、きっと同じ選択をしていた｜40代独身、ある日突然母になる

結婚や出産に興味を持っていなかったえっちゃん。そんな40代独身のえっちゃん(叔母)が姪っ子を引き取り育てたその経緯とは？姪っ子との2人暮らしが終わり、叔母は寂しさを感じていました...。作者・おにぎり2525(@onigiri2525_pn)さんの実体験をベースに叔母目線で描かれた『40代独身、ある日突然母になる』第29話をごらんください。

もしも、あの時姪っ子が手紙で助けを求めてこなかったら...。もしも、姪っ子を引き取るという決断をしなかったら...。

たとえもう一度過去に戻っても、「引き取らない選択はなかった」のです。6年間の母親生活は楽しいことばかりではなかったはずなのに、振り返るとすべてが宝物のように愛おしく思えたのでしょう。

「母親になる」と決意してからの日々

このエピソードでは、再婚を機に育児が難しくなった妹から姪を引き取り育て上げた、アラフォーのえっちゃんの姿が描かれます。独身をおう歌していたえっちゃんにとって、いきなり小学生のシングルマザーのような状態になるのはとても大きな決断だったことが想像できますよね。

勉強をしない、反抗的になるなど、子育ては思うようにはいかないことばかり。家族とはいえ、相手を理解できないことも多いでしょう。漫画の中でもえっちゃんが姪の育児に悩み、葛藤するシーンが描かれています。

子どもと本気で向き合うからこそ、育てている自分自身の弱い面や嫌な部分が見えて苦しむことも。そうして子育てをしているうちに、子どもだけではなく親も成長していくのですよね。『40代独身、ある日突然母になる』は、心がキュッとなるような2人の日々と成長を描いたハートフルなお話です。

著者：chochiro629