ねえ「バター餅」って知ってる？バターと砂糖の甘くてやわらか～い食感がたまらない！｜「おかしのやまき」（北海道滝川市）

北海道の空知（そらち）地方在住のakanu(あかぬ)が、空知の「美味しい」をお伝えします。

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創業70年以上！地元民に愛されるお店「おかしのやまき」

今回は空知の滝川市で見つけた、地元の人に愛されているお店をご紹介します。
創業70年以上の歴史があるお菓子屋さんです。

JR滝川駅から歩いて約15分
ピンク色の店舗が目印の「おかしのやまき」さん。

お店へ入ると…たくさんのお菓子と
木村邦太郎さん・久美子さんご夫妻が優しく出迎えてくださいました。

ショーケースにはたくさんの和菓子や洋菓子に、混ぜご飯やいなり寿司などのご飯ものも並んでいます。
どれを選ぼうか…わくわくします！お店にはなんと常時５０種類以上の商品を用意しているそう。

「何かの集まりとか、手土産とか買っていく人も多いよ。うちはご飯類も作っているから…
ご飯も買って、おやつも買って…パーティーセットを作ることができるね(笑)うちの商品は何を食べても満足できるように食べ応えがあるものが多いよ」

取材に訪れた日もたくさんの方が「手土産に…」「ご飯を買いに…」と、たくさん商品を購入していました。
木村さんと地域の方の何気ない会話が、とても温かく感じます。

お昼ご飯にもぴったり！

クリームを使ったお菓子も人気で、遠くへ行く際お土産に買っていく方も多いのだとか。## この時期だけ味わえる人気の商品は…

「これは人気のほっぺ餅。何個も買っていく人が多い商品だね！お土産に持っていく人もたくさんいるよ」

ほっぺ餅の中には、あんことクリームが入っていました。
やまきさんの生クリームはふんわりと軽い食感なので、あっさりと食べられるところが人気です。
お餅の見た目も華やかでお土産にもぴったりですね。

鮮やかなお餅がかわいい…お土産にもぴったり！（ほっぺ餅 １５１円（税込み））

この時期だけ味わえる限定の人気商品があります。それが「バターもち」
バターもちとは、もち・バター・砂糖のみで作られる甘いお餅です。
毎年11月～3月末頃まで冬季限定販売をしています。

ショーケースの上に、バターもちがたくさん並んでいました！

「毎年必ず買いに来てくれるお客さんも多いし、札幌など遠方から買いに来てくれるお客さんもいるね。
やっぱりみんな…美味しい！って言ってくれるよ」

ばら売りもしています！（バターもち １４０円（税込み））

おすすめは焼いて食べる方法だとお話してくれました。

「作りたてのバターもちは、すあまに近い食感だね。おすすめは焼いて食べる方法。
バターもちは少し熱を加えるとバターと砂糖がなめらかになってさらに柔らかくなって美味しいよ。
時間が経って硬くなったお餅でもじっくり焼けば柔らかくて甘いお餅に戻りますよ」

実際に焼いてみました！

バターもちを購入すると焼き方が書いてある用紙をいただけます！

今回はおすすめしてあるフライパンで焼く方法を試してみます。
焼くのには少しコツがいるそうで、心がけるのは「弱火でじっくり焼くこと」。

油はひかず、餅と餅の間隔を空けて…弱火でじっくり焼いていきます。

表面がツヤツヤになってきた…！

焼き始めて5分くらいするとバターの香りが広がり、表面が柔らかくなってきました。
焼き色が付いたのでひっくり返しさらに焼いていきます。
１０分程過ぎると、お餅全体が柔らかく少し広がったような…？甘い匂いが漂います！

できました！バター餅の完成です！

焼きたてのバター餅はとにかく柔らかくて、もちもち！バターと砂糖が入っているのでとにかくお餅がなめらかです。焼くことによって焼き目がパリパリになっていて…そこがまた美味しい…♪

１個、そしてもう１個…すぐに食べてしまいました。
甘いお餅が大好きな方には特におすすめのバターもち。
気になった方は是非訪れてみてはいかがでしょうか？

地元だけではなく、遠方にもファンが多いおかしのやまきさん。
私もすっかりトリコになってしまいました。ありがとうございました！

●おかしのやまき
住所：滝川市明神町4-5-34
営業時間：8：00～18：30
定休日：木曜日・不定休
電話番号：0125-23-2626

取材・文・写真： akanu（あかぬ）
編集：Sitakke編集部・ナベ子

＜akanu(あかぬ)プロフィール＞
北海道の空知（そらち）地方在住、生まれも育ちも空知！生粋の空知っ子です。
食べること・散歩することが好きで「何食べようかな…」と考えながらよく散歩しています。
他には犬が大好きで、見ているだけで幸せになります…！空知に住んでいるからこその「これが空知！」という発見や、空知で頑張っている方たちをそっと応援していきます！Instagramも更新中！