【最新ブライトニング家電3選】「本当に効果があるの？」気になるくすみ悩みも解決！

【美容医療と美容家電のスペシャリスト】まいこ先生がナビゲート

山﨑まいこ先生

まいこ ホリスティック スキン クリニック院長。ホリスティック栄養学に基づくアプローチとレーザーや光を使った施術の両面からキレイをサポート。美容家電の仕組みも明快に解説。

ここ数年でブライトニング家電がとっても進化！

“ホームケアでここまで？”と感じる機能を搭載し、かなり攻めている印象です。家庭用では脱毛に使われていたIPLがクリニックのマシンに比べればパワーは弱いもののフェイシャル用として登場したのは画期的。本格的なだけに、使う側の美容リテラシーを高めることは大切ですが、理解して使えば、高い効果が期待できることに試してみて驚きました！

VOCE編集部でも愛用者続出！

VOCE編集部内も、空前のブライトニング家電ブームが到来！ 「スペシャルケアはクリニック、デイリーケアは美白コスメを美容家電と併用。以前より透明感を褒められる機会が増えました」（剱持）、「肌荒れも軽減した印象です」（加茂）など、簡単ホームケアで透明感も増し増し。

【ずばっと解決！】気になるブライトニング家電のQ＆A

Q.ブライトニング家電ってどんなもの？

A.美容医療でも使われる光を利用し、透明感を引き出す美容家電です

クリニックなどで使われるIPLやLEDという光の色ムラやくすみ改善作用を利用して肌の透明感を高めるもの。どちらも美容医療のかなり初期から使われている安全性の高い光でこれらを使った治療は光治療と呼ばれます。

フラッシュのようにパンッと短く発光。強い光を短時間で肌へ届ける

ふんわり持続的に光を照射。目的に応じ、光の色を変える

Q.IPLとLEDってどんな光？

A.IPLは光の“熱”、LEDは光の“色”を利用

IPLは光の“熱”による作用を使ったもの。波長が広く、黒（メラニン）や赤（ヘモグロビン）などの色素をターゲットにするほか、コラーゲンを刺激することも。LEDは光の“色”による作用を使ったもの。たとえば、赤なら血行促進、緑なら色素沈着への作用など、目的に応じて色を変えることで効果を発揮します。

Q.レーザーと光治療の違いは？

A.レーザーは点、光は面でアプローチ

どちらも光を使いますが、レーザーは狭く鋭い波長で標的を定めて深くズバッと狙うイメージ。光はレーザーに比べると広く浅くふんわりと照射するイメージです。

Q.どんな仕組みで肌が明るくなるの？

A.メラニンが過剰に蓄積された細胞を浮き上がらせて色ムラを改善

IPLの熱が表皮のメラニンが過剰に蓄積された細胞にダメージを与えて破壊し、ターンオーバーで剝がれ落ちる作用を利用。コラーゲンの生成を高め、表層のハリを高めることでも透明感が。LEDつきのマシンなら光の色の働きによるくすみケア効果も加わります。

光を照射してメラニンが過剰に蓄積された細胞やコラーゲンにアプローチ

メラニンを含む角質がターンオーバーで剝がれ落ちる

Q.クリニックの光治療との違いは？

A.光の強さや幅を調整し、効果を高められるのがクリニックの治療

クリニックでは肌悩みに応じて一定の有効な波長を選択することが可能。だからその人の悩みにピンポイントで対応でき、出力を調整し、効果を高めることも。家庭用では光の強さや幅は一定に固定されているので、知識がなくてもリスクは最小限で使えます。

Q.クリニックでたまにケアするのと、定期的なホームケア、どちらがお得？

A.コツコツ続けられるならホームケアはかなりお得！

クリニックは歯医者さんで行う歯のクリーニング、ホームケアは家でフロスを毎日使うイメージ。日々のメンテナンスとして使えれば、肌が底上げされると思うのでコスパはかなり優秀。ホームケアで改善できないシミなどの目立つトラブルはクリニックと使い分けても！

Q.どのくらいの期間で効果が得られるの？

A.IPL×LEDなら約1ヵ月が目安

クリニックだと照射後、1〜2週間が調子のいい状態のピーク。クリニックよりパワーが弱い点と、肌のターンオーバーを考慮すると1ヵ月ほどで明るさに変化が出ることが期待できます。

Q.シミにも効果あり？

A.濃く見えるシミは薄くなる可能性あり

シミは種類があるので一概にはいえないのが正直なところ。ただ、濃く見えるシミほど表層にメラニンが蓄積しているので光が届きやすく、効果が出やすいと考えられます。

Q.セルフケアでトラブルの心配は？

A.日焼け直後の使用、光毒性のあるスキンケアは避けて

明らかに日焼けした実感があるなら2週間は使用を中止して。光過敏の方も避けたほうがベター。ベルガモットオイルなど、光毒性や光アレルギーを起こす可能性のある成分入りのスキンケアを使っていると光が過剰に反応し、トラブルが起きる場合があるので注意。

Q.もしホームケア用の出力の施術をクリニックで受けた場合、1回いくら？

A.ずばり5000円の価値あり！

クリニックの通常の施術と比べると出力が弱いので、1回5000円と換算。ブライトニング家電の価格帯は6〜7万円台なので15回前後の使用で元が取れそう！

まいこ先生激推し！ 3大ブライトニング家電

パナソニック

◆特徴は？

• 高出力赤色LED×IPLで集中照射
• 角質くすみを取れやすく！
• ハリ、ツヤ、毛穴ケア実感も

角質くすみに強力アプローチ

光美顔器 フォト ブライトショット EH-SL85

￥69300（編集部調べ）

［高さ］203mm×［幅］43mm×［奥行き］55mm［重さ］約205g（本体のみ）
皮膚科専門医監修のもと、美容クリニックの技術に学び、搭載した高出力赤色LEDとIPLの2種の光を効率的に届けて角質くすみを剝がれ落ちやすくし、キメの整った明るい肌に導く。表層のハリアップなど総合的な美肌ケア効果も魅力。

＼こんな人にオススメ！／

まいこ先生

くすみの中でも、乾燥やハリの低下で肌がしぼんで暗く見える人に最適。赤色LEDは血行促進やコラーゲン生成を促すといわれ、ハリ感アップも期待できるので、エイジングケア要素も。当てやすいので初心者さんにも◎

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VOCEアンバサダーが1ヵ月TRY

べっちさん

ずっとシミが悩み。レーザーで定期的なケアも
20代からシミができやすく、年に一回クリニックのレーザーでシミを取っています。シミの復活と、新たなシミを予防するために、デイリーケアではブライトニング美容液を朝晩2回使用中。

べっちさん

肌トーンが明るく！ 毛穴も変化してきたみたい
2週間がたったころ、使用直後に鏡を見ると肌全体の明るさを実感！ さらに、頬の赤みが引き、ほうれい線の上にある縦長に開いた毛穴が縮まった感じがするのもうれしい。痛くないし、ダウンタイムもなく、クリニックに通うよりかなり手軽。欲しい！

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ヤーマン

◆特徴は？

• 緑LEDとIPLの同時照射を実現
• くすみを感知すると自動的にハイパワーに
• ケア時間で選べる2モードを搭載

緑の光を搭載し、くすみや色ムラを標的に

ブルーグリーンショット

￥77000

［高さ］214mm×［幅］45mm×［奥行き］74mm［重さ］約275g（本体のみ）
肌の明るさに関わる緑LEDとIPLを日本で初めて搭載。くすみを感知し、自動で出力が切り替わる機能によりセルフでも効果的なケアを叶える。連続照射でスピーディにケアするモードと、IPLの強力照射でじっくりケアするモードがある。

＼こんな人にオススメ！／

まいこ先生

肌色のくすみが気になる人に。緑の光はメラニン排出に働くといわれていて、レーザーでは取れないメラニン系のくすみや色ムラをケアすることが可能。くすみを感知し、自動で光の強さを切り替えてくれるので安心＆効率的

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VOCEアンバサダーが1ヵ月TRY

軍司由稀さん

敏感に傾きやすい肌。赤みとシミが悩み
頬や小鼻に赤みがあり、小さなシミも点在。小鼻の黒ずみも気になります。普段は保湿メインで、毎日シートマスクが定番ですが、ブライトニング美容液も欠かせません！

軍司由稀さん

驚くほどキメが整い、色ムラが目立たなく
頬＆小鼻の色ムラ、毛穴の黒ずみも消えてつるんとした印象になり期待以上の効果が。使い始めて少しするとシミが濃くなった気がして心配したのですが、1ヵ月後には使用前よりずっと小さく薄く。肌がかなり明るくキレイになって感激です！

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ステラボーテ

◆特徴は？

• 幅広い波長のIPLで美肌と脱毛を可能に
• 色ムラのほか、ニキビ跡もケアできる
• 独自の冷却システムで熱さや痛みを回避

くすみケアも脱毛もこれ1台で完了

IPL光美容器

￥63000

［高さ］227mm×［幅］62mm×［奥行き］85mm［重さ］約420g（本体のみ）
透明感とハリにアプローチする美肌ケアモード、ニキビやニキビ跡をケアするアクネケアモード、全身の脱毛に使えるムダ毛ケアモードを装備。照射面全体を瞬時に冷やす冷却システムの搭載により、痛みを軽減。ハイパワーを可能に。

＼こんな人にオススメ！／

まいこ先生

コンパクト＆本格的な冷却装置を装備し、痛みなく脱毛でき、顔のうぶ毛やニキビ跡のケアもできるので、全身脱毛が終わっていない若い世代の方だと最大限活用できそう。照射面が大きいので、時短ケアできるのも利点

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VOCEアンバサダーが1ヵ月TRY

ayuさん

頬骨付近のシミやニキビ跡が気になる
特に頬骨付近にシミやそばかすが点在しているのと、ニキビ跡の色素沈着がポツポツ。とにかく色ムラが悩み。デイリーのお手入れではブライトニング美容液を根気よく使っています。

ayuさん

使い続けたらもっとトーンアップしそう！
頬骨付近のシミ、ニキビ跡の色素沈着が薄くなってびっくり！ 継続したらさらに効果が出そうだから絶対欲しい。美肌ケアも痛くないし、最大出力でムダ毛ケアしても痛みがゼロ！ 一台で脱毛までできるなんてエステに通うよりコスパがいいかも。

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【セルフケアをサロン級に】まいこ先生の使いこなし術

【1】丁寧にクレンジング→目回り＆口回りを保湿

目回りと口回りは照射できないので、洗顔後、ワセリンなどで保湿を。クレンジング時にメイクのラメやパールが落とせていないと照射したときに光を集めることがあるのできちんとオフを。

【2】まずは照射面がフィットしているか手でチェック

光が出る間隔や速さ、肌に密着させる感覚をつかんでおく必要あり。オススメは顔に使う前に、腕に照射の練習をして使い心地に慣れること。肌に押しつける必要はないけれど、皮膚と照射面がきちんと密着していないと効率的にケアできないので、その感覚をまずは覚えて。

【3】顔をブロッキングして照射回数を確認

同じ部分に重ねて照射したり、隙間ができないように、まずは顔をブロッキング。頬の上側と下側、目元、額、ほうれい線より下に左右で分け、各ブロックで何ショット打てるか、電源を入れずに照射面を当てて事前に把握して。アイラインなどで顔に線を描く場合、色に光が反応してしまうので必ず電源はオフに。

頬の下側からスタート。頬の内側→外側へ

照射面は縦に。顔の内側から外側へ重ならないようずらし、頬の下側が終わったら頬の上側のブロックへ。

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目元ブロックは照射面を横向きに

目回りは照射できないので、眼窩の骨の位置まで。眼窩の骨の上に照射する際は面を横向きに当てて慎重に。

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眉上と生え際から1cmあけた位置まで

黒色に反応するので毛に当たらないよう額は眉上＆生え際から1cmは避ける。最後に口元。唇回りも1cmあけて。

撮影／nara（vale.／人物）、沖田一真（静物） ヘアメイク／小松胡桃（ROI） 取材・文／小池菜奈子 構成／大木光