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「あなたと2人で生きていく」悲しみを抱えながら夫の愛を支えに生きていこう

  • 2024.2.23
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婚活サイトで出会った夫と交際0日で結婚を決めたアラフォー女子、ぷよ子さんのマンガを紹介します。ぷよ子さんは妊娠9週目で稽留(けいりゅう)流産となり、悲しみのどん底で摘出手術を受けました。他の赤ちゃんを見て大号泣する日々の中、ブログで多くの読者に励まされ、夫とも悲しみを共有。自宅に設けた供養場所で泣き笑いの供養を終え、虹のかかった空の下で少女と手をつなぐ夢を見て、「もう大丈夫」と感じられました。しかし職場復帰の朝、ぷよ子さんは大出血! 病院へ急行すると、「緊急手術が必要で、最悪の可能性もある」と言われ驚がくします。夫に「大好き。出会ってくれてありがとう」と書き残してから数時間後、処置は無事終了したのですが、麻酔下で変な幻覚を見たのです。

幻覚の中の黒いモヤは、こわい顔の男性の形になってぷよ子さんに接近。「近付いてこないで!」と両手を握りしめていると、今度は白いモヤが少女の形になり、黒いモヤを追い払ってくれたのです。ぷよ子さんが心の中で「あなたのことが大好き!」と叫ぶと、少女は笑顔に。それを見てほっとしたぷよ子さんは、その後は温かい気持ちで眠ることができたのです。

あのまま出血していたら…

麻酔から覚めて、改めて説明を受けた私は真っ青になりました。「胎盤遺残(たいばんいざん)」と言って、大出血を引き起こす危険もあった、冗談抜きで本当に危ない状況だったのです。

駆け付けた夫に泣きつき、抱き締めてもらってようやく落ち着いた私。彼にとっても大きなショックだったようで、「生きていて本当によかった……」と涙ぐんでいます。そして言いました。「あなたと2人で生きていく覚悟をした。もう妊娠しなくていいから、いなくならないで」と……。

実は私は、子どもがいなければ夫に捨てられてしまうのでは? とずっと不安だったのです。夫は本当に「私」を愛してくれていた……。私は初めてそれを素直に信じられ、大号泣したのでした。

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子宮の収縮不良により、子宮内に残っていた物の自然排泄がスムーズにいかない場合もあるようです。

赤ちゃんだけでなく最愛の妻を失ったかもしれない状況に、夫の心もボロボロだったぷよ子さん。子どもがいなくても「2人で生きよう」と言った彼。それだけぷよ子さんのことを深く愛し、心配していたのですね。流産は癒えることのない悲しい経験ですが、ここまで寄り添ってくれる相手と出会えたのは何にも代えがたい幸運なのでは。どうかこれからも、ぷよ子さん夫婦が支え合って生きていけますように。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:マンガ家・イラストレーター ぷよ子


監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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