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ジョージ王子の進学先をめぐって各校が競争?候補となる学校の高額な授業料とは

  • 2024.2.23
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ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃夫妻が、長男の転校先を探すため、オックスフォードの大学を訪れたと19日付の『デイリー・メール』紙が報じた。

(左から)クリスマスのミサに出席するキャサリン皇太子妃、シャーロット王女、ジョージ王子、ウィリアム皇太子、ルイ王子。(サンドリンガム、2023年12月25日)photography: Abaca

イートン校かマールボロ校か? イングランドでは寄宿学校の争いが繰り広げられている。皆、内心では将来的に10歳のジョージ王子を歓迎できることを密かに待ち望んでいる。しかし、これらの学校はこの厳しい競争を勝ち抜くために厳しい戦いを強いられるだろう。オックスフォードのセントエドワーズスクールもこの競争に参戦している。同校は男女共学のパブリックスクールだ。ちなみに、イングランドとウェールズでは、「パブリック」という言葉は、出身地や宗教宗派、親の職業に関係なく、すべての生徒に開かれている有料の私立学校の一種を指す。2月19日、『デイリー・メール』紙は、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が最近、"テディ"の愛称で親しまれているこの寄宿学校を訪れたことを明らかにした。「夫妻は見学に来たのです」と匿名の情報筋はコラムニストのステファニー・タクイに語った。

入学する場合、年間47,000ポンド(約890万円)の学費がかかる。1863年に創立された同校の卒業生には、フローレンス・ピューとローレンス・オリヴィエというふたりの俳優がいる。校長はウェブサイトで、セントエドワーズスクールの「インクルージョンの精神」を強調している。「全ての生徒が参加し、自らが輝ける機会を持つべきです。子どもたちの幸せそして、自分たちを幸せにしてくれるのは何かを認識する能力は、何よりも重要なのです」と校長のアラステア・チャーンサイドは述べている。

メンタルヘルス対策に尽力

40ヘクタールの広大な敷地には、ゴルフコースとボートハウスがある。セントエドワーズスクールは、持続可能な開発、スポーツ科学、世界文学、演劇、ゴルフ、またはセーリングの授業も行っている。また忘れてはならないのが、同校は特にオックスフォードシャー・ユース・アソシエーションを支援することで、若者のメンタルヘルス向上に取り組んでいること。これはウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃にとっても身近な活動である。しかしいまのところ、ウィリアム皇太子夫妻は息子をどの学校に通わせるか正式には決めていない。

アウンドル校、イートン校、それともマールボロ校?

その1週間前には、ウィリアム皇太子夫妻がノーサンプトンシャーにあるアウンドル校を訪れたと言われている。2023年10月、キャサリン皇太子妃は母校のマールボロ校も訪れている。同校はピッパ・ミドルトンと夫のジェームズ・マシューズ、そしてユージェニー王女や俳優のジャック・ホワイトホールも学んだ寄宿学校だ。「ピープル」誌によると、皇太子夫妻は、ウィリアム皇太子とハリー王子が通った有名な男子校であるイートン校も検討しているという。

ウィンザーにあるウィリアム皇太子夫妻の自宅アデレード・コテージに近いという好立地もある。2023年6月には、ジョージ王子が両親とともにイートン校を訪れる姿が目撃されている。「ピープル」誌によると、イートン校を選択した場合、2024年6月30日までに登録を行う必要がある。また、入学金として500ドル(約75,000円)、そして長男の入学時には1学期ごとに2万ドル(約300万円)を支払わなければならない。

この学校は13歳から18歳までの生徒を受け入れており、エディ・レッドメイン、トム・ヒドルストン、ジョージ・オーウェルも生徒だった。学校のウェブサイトによれば、「最高の大学」を目指す生徒たちに「必要な資格」を与えることを目標としている。この学校では28科目を学ぶことができ、その中には10種類の現代語と古典語が含まれている。初年度には、ラテン語、日本語、フランス語、音楽、演劇などを学ぶ。

マールボロ校に関しては、若い後継者を入学させるために1学期あたりの学費15,665ポンド(約297万円)、入学金として約300ポンド(約57,000円)を支払う必要がある。ロンドンから2時間のところにあるこの学校は、クリケット、スカッシュ、ゴルフ、水球など幅広いスポーツを学べる。また、美術、音楽、演劇も学ぶことができる。新入生は、カヤックやクライミングなどのアクティビティを通じて自然の中で冒険に参加する機会も用意されている。非常に包括的なプログラムだ。

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