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ついに終了した『ヒョンジェは美しい』!タイトルの「美しい」がわかる結末だった

  • 2024.2.23

テレビ東京の韓流プレミアで放送されてきた『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』は、2月22日に最終話を迎えた。

このドラマの終盤はハラハラさせられる展開だった。ミレ(ペ・ダビン)の母親であるスジョン(パク・ジヨン)が肝臓がんになり、生体肝移植が必要になってしまった。

彼女の夫と息子はドナーとして適合しなかったのだが、最終的には婿にあたるヒョンジェ(ユン・シユン)が適合した。こうして彼はドナーになることを決断したのだが、母親のギョンエ(キム・ヘオク)が大反対だった。夫のミノ(パク・サンウォン)も複雑な気持ちだったが、結局は2人とも息子の意志を応援することになった。特に、ギョンエは葛藤を乗り越えたうえでの決断だった。

移植をするとなれば手術のリスクを負うが、臆せずヒョンジェは承諾して、無事に手術が行われた。その結果、ヒョンジェはもちろんのこと、スジョンも生きる道を見つけることができた。ヒョンジェの決断が家族たちの大きな幸せにつながったのだ。祖父のギョンチョル(パク・イナン)も本当に嬉しそうだった。

このドラマのタイトルには「ヒョンジェは美しい」が入っている。ドラマをずっと見てきて「何が美しいのか」と当初はわからなかったが、最終話を迎えて、ようやくタイトルの意味を納得することができた。

美しいドラマの主役を担ったユン・シユン
記憶に残るエンディング

何よりも、主人公のヒョンジェはとても難しい選択を迫られたのだが、自分だけでなく周囲の人も幸せになれる決断をして、果敢に前に一歩を踏み出した。その結果、みんなが笑顔になれる成果をもたらしたのだ。そういうヒョンジェの心意気が美しかった。
それにしても、最後は本当に大笑いできた。

「そんなことがある?」

そう驚かざるを得ないが、突発的な出来事であたふたとする人たちがとても可笑しかった。長く続いたストーリーをしめくくるのにふさわしい「記憶に残るエンディング」となった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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