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韓国FAカップが「コリアカップ」に名称変更!優勝チームはリーグ順位に応じてACL出場枠が“変動”

  • 2024.2.22

韓国サッカー協会(KFA)主催のカップ戦「FAカップ」の名称が変更となった。

KFAは2月22日、FAカップの名称を「コリアカップ」に変更することを発表した。2024年シーズンの大会公式名称は「2024 ハナ銀行コリアカップ」だ。

FAカップはプロ(Kリーグ1、Kリーグ2)からセミプロ(K3リーグ、K4リーグ)、アマチュア(K5リーグ)まですべてのチームが出場する大会で、1996年に創設された。

ただ、イングランドのFAカップと同じ名称であることから混乱が生じ、アイデンティティも薄いという指摘を長年受けてきた。

そのため、「数回の議論と多様な候補を検討した結果、韓国サッカーを代表するという意味と対外的な象徴性を考慮して、“コリアカップ”に名称を変更することに決めた」とKFAは明らかにした。

ACL出場枠はどうなる?

これまでは準決勝が一発勝負、決勝がホーム&アウェイの方式を主に採用してきたが、今年からは準決勝がホーム&アウェイ方式となり、決勝が一発勝負となる。

決勝はソウルワールドカップ競技場での中立地開催となる。

イングランドFAカップが“聖地”ウェンブリー・スタジアムで決勝を行ってきたように、コリアカップも「決勝は韓国サッカーを代表する競技場で行う」という伝統を定着させることで決定した。

昨年は決勝のみ導入されたVARも準々決勝からの導入となり、判定の公正性を高める。選手交代人数も5人に増え、延長戦突入時は昨年と同様、もう1人交代できるようになる。

浦項スティーラーズ
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)昨季FAカップ王者の浦項スティーラーズ

また、2024年シーズンのコリアカップ王者に2025-2026シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場権が与えられることも確定した。

KFAとKリーグを主管する韓国プロサッカー連盟の協議の結果、Kリーグ1(1部)王者とコリアカップ王者がACLEにストレートインとなり、Kリーグ1で2番目に順位が高いチームがACLEプレーオフ、3番目のチームがACL2出場権を獲得する。これはコリアカップ王者がKリーグ1で4位以内に入った場合にのみ適用される。

仮にコリアカップ王者がKリーグ1で5位以下であれば、Kリーグ1王者と2位チームがACLEにストレートインし、同3位がACLEプレーオフへ進出。コリアカップ王者はACL2に進む。

名称を変更して最初のシーズンとなる2024年のコリアカップには、昨年度王者の浦項(ポハン)スティーラーズをはじめ、Kリーグ1からK5リーグまで全60チームが出場する。

K3~K5リーグのチームが登場する1回戦は3月9~10日に実施予定。これに先立ち、2月23日14時よりソウル新門路(シンムンロ)のサッカー会館でコリアカップ1回戦の組み合わせ抽選が行われる。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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