このお話は、ますまゆ ⭐︎育児・エピソード漫画(@masumayu3)さんの友人の体験に基づくものです。「お宅のお子さんが車に傷をつけた」と言い張る隣人。防犯カメラを確認するも、死角になっており、確実な証拠ではありませんでした。しかも、息子は「やってない」と主張。それなのに、話し合いの場でいきなり高額な示談金を請求してきた隣人。このまま隣人の言いなりになるしかないのでしょうか。漫画『お宅のお子さんが車を傷つけました』から、隣人宅でのできごとをダイジェスト版で紹介します。
示談金60万円、証拠もないのに払わなくてはならない?
ある日突然「お宅のお子さんが車を傷つけた」と言い張り、乗り込んできた隣人。たしかに、車に傷はついていましたが、防犯カメラで確認しても、息子がやった確実な証拠ではありませんでした。それに、息子はやってないと主張しています。
それにも関わらず、いきなり示談金を請求してきた隣人。金額も60万円と、かなり高額です。
わが子を疑う気持ちが…
最初は「やってない」と言い張っていた息子。しかし、時間が経つにつれ、息子は「わからない」と言うようになっていました。
息子を信じたくても、自信のない返答に、主人公もだんだん不安な気持ちでいっぱいに。このあと、息子の本音が明らかになります。
傷ついていたのは息子の方だった
何度も何度もまわりから聞かれるうちに、自信をなくしてしまっていた息子。つらくて傷ついていたのは、疑われてしまった本人だったようです。
さらに、隣人からはひどい言葉を浴びせられていた事実が判明。息子は車の前を通る様子が防犯カメラにうつっていただけで、車を傷つけていた証拠はありません。まして本人は「何もしていない」と否定しているのです。
隣人は悪意を持って「いやしい」という言葉を投げかけていたように見て取れる状況です。これまで何のトラブルもなかった隣人との間におきた突然のできごとにとまどう中、親としてどう子どもを守るか、ますまゆさんの友人は考えをめぐらせます。
近所に人が住んでいる限り、100%起きないとはいえない隣人トラブルについて考えさせられる作品でした。
著者:ママリ編集部