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固まった砂糖が使いにくい!砂糖を簡単にサラサラに戻す方法

  • 2024.2.22
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塩と砂糖は固まる原因が違う…?

塩と砂糖は固まる原因が違う…?
塩と砂糖は固まる原因が違う…?

お菓子作りや煮物などで味の決め手となる砂糖。毎日使うわけではないけれど、自宅に常備している人が多い調味料です。そんな砂糖ですが、いつの間にか容器の中でカチカチに固まっていたということはありませんか?固まりのまま投入したり、スプーンでがりがりと削りながら使ってみたり……。今回はカチカチに固まった砂糖をとても簡単にサラサラの状態へ戻す方法をご紹介します。

砂糖と同様、固まりやすいのがお塩です。塩が固まる原因は湿気。乾燥材を容器に入れておくだけでサラサラの状態を保つことができます。しかし同じように砂糖の容器に乾燥材を入れてしまうと、より一層固まってしまうので注意してください。これは砂糖が固まる原因が乾燥によるものだからです。

特に上白糖はその構造上、固まりやすくなっています。くっつきやすい結晶を糖液でコーティングすることでサラサラの状態を保っている上白糖。糖液の水分が蒸発してしまうと、結晶同士が結合してしまいカチカチに固まってしまいます。そこでコーティングを復活させるため、蒸発してしまった水分を補ってあげることがポイント。

農林水産省が紹介するやり方を紹介

霧吹き、キッチンペーパー、食パンなどでカチカチが解消
霧吹き、キッチンペーパー、食パンなどでカチカチが解消

農林水産省のホームページでも紹介されている方法は、固まった砂糖に霧吹きで水を吹きかけて放置するというもの。1キログラムの砂糖に対して、4~5回ほど霧吹きをするだけで十分。水分が多すぎると砂糖自体が溶けてしまうので注意が必要です。

霧吹きが家にない場合は、保存容器の蓋に濡らしたキッチンペーパーを挟んでおくことでも水分を補うことができます。また、適度に水分を含む食パンを一緒に入れておくというやり方も。どの方法も砂糖が溶けてしまわない程度の適度な水分を与えてあげることが重要です。

予防策は温度と湿度を一定に保ってあげること。砂糖のパッケージに使われているビニールは通気性があるため、未開封の状態でも外気の影響を受けてしまいます。購入したらすぐに密閉容器に移し替えましょう。

直射日光の当たる場所での保管は品質を変化させてしまうためNGです。意外とやってしまいがちな冷蔵庫での保管もNG。冷蔵庫内は乾燥しやすく、開閉時の温度差で結露が出来てしまうこともあるからです。湿度と温度が変化しやすいシンク周りやコンロ周りも避け、戸棚の中などに保管しましょう。

(LASISA編集部)

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