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スパイス香る基本の"スピード角煮"

  • 2024.2.22

下ゆでなしの直接煮だから、スピーディにできあがります。八角とシナモンを効かせましょう。脂がほどよく入った肉は煮込んでもパサつかず、しっとりジューシー。ご飯のおかずにぴったりです。豚肩ロースのブロック肉を使った豪快な料理を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

スパイス香る基本の"スピード角煮"

■“スピード角煮”のつくり方

ねぎの代わりに半熟卵を加えて味卵にするのもおすすめです。
ボリュームたっぷりになります。


◇材料 (4〜6人分)

豚肩ロース肉:600g(かたまり)
長ねぎ:1本(太めのもの)
サラダ油:大さじ1/2
★ 煮汁:
・ 酒:大さじ4
・ 水:1と1/2カップ
・ 長ねぎの青い部分:6〜7cm
・ 生姜の皮:1片分
・ 八角:1/2個
・ シナモンスティック:1/2本
・ 赤唐辛子:1本
・ 砂糖:大さじ2
・ 醤油:大さじ5


(1)下ごしらえ
豚肉は5cm角に切って室温にもどす。

(2)焼きつける
フライパンにサラダ油を熱して豚肉を入れ、強めの中火で豚肉の全面を焼きつける。

(3)煮る
豚肉を直径18~20cmの鍋に移し、弱めの中火にかける。煮汁の酒をふり、水を加えて煮立ってきたら火を弱めてアクを取り、醤油以外の残りの煮汁の材料を加え、蓋をして20分ほど煮る。

(4)醤油を加える
醤油を加えて混ぜ、蓋をしてさらに20~30分煮る。

(5)長ねぎを焼く
長ねぎは長さ4cmに切って両面に浅く3本ほど切り込みを入れ、フライパンに並べて蓋をして、中火で両面に焼き目をつける。

(6)仕上げ
④に⑤を加え、蓋をして弱火で10分ほど、ねぎがやわらかくなるまで煮る。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。


※この記事の内容は、『技あり!dancyu豚肉料理』に掲載したものです。

文:中村裕子 撮影:野口健志

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