1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「週末婚」という選択肢。その魅力と欠点って?

「週末婚」という選択肢。その魅力と欠点って?

  • 2024.2.22

結婚に対する価値観は多様化していて、ふたりの暮らし方もさまざま。平日は別々に暮らし、休日は同居する週末婚も新たな生活スタイルの一つです。結婚生活を充実させるために、従来通りの同居形式にとらわれない、ふたりのライフスタイルに合った暮らしを見つけていきましょう。
本記事では、週末婚の解説とその利点やデメリットをご紹介します。ふたり暮らしに不安のある方や、お仕事に没頭されたい方の一つの選択肢として、ぜひ参考にしてみてくださいね。

週末婚って何のこと?

週末婚とは、平日は別々に暮らし、週末はふたりで過ごす結婚生活のスタイルです。従来の結婚と異なるのは、毎日同居をしない(生計を一にしない)という点。週末婚は、婚姻届を提出する法律婚の一種なので、事実婚よりも”家族”という意識をキープしやすい関係性であると言われています。

週末婚はどういうふたりが選択するの?
週末婚は、お互いのキャリアプランを大事にしたいカップル、相手の単身赴任で同居が難しい家族、新しい生活の形を求める方々に選択されるケースが多いです。同居婚から週末婚へ移行するケースもあれば、逆の場合もあります。ふたりの生活にマンネリ化が続く場合は、気分転換に週末婚を試してみるのもアリかもしれません。

週末婚のメリットは?

入籍しているけど平日は共同生活を送らない週末婚。まだまだ馴染みが薄いので、その生活をイメージしづらいですよね。まずは、週末婚のメリットについて見ていきましょう。

キャリアプランを設計しやすい
週末だけ時間を共にする週末婚であれば、平日の居住地をパートナーに合わせる必要がありません。どちらかに急な勤務地変更があったとしても、それぞれの現住所を変えなくてよいため、長期的なキャリアプランを描きやすいです。

自身のライフスタイルを維持できる
独身生活が長く続いた方、自分の時間を確保したい方にも週末婚はオススメです。共同生活が毎日続くと、相手に気を使う機会も増えて疲れてしまうこともしばしば。たとえば、息抜きにしていた仕事帰りの飲みや映画鑑賞、ジムのトレーニングも「帰りが遅くなると相手に心配をかけてしまう」と考えてしまい、断念するケースも多いと思います。週末婚であれば、平日の余暇時間を自由に過ごすことができますよ。

新鮮な関係が続く
毎日相手と顔を合わせているとお互いの存在が当たり前になり、パートナーに対して思いやりやドキドキする機会が減ってしまうもの。週末婚であれば、会いたくても会えない時間が増えて、恋人同士の関係を保ちやすいです。結婚した後もまだまだときめく気持ちを保てるなんて、ステキですよね。

週末婚のデメリットは?

次に、週末婚のデメリットを見ていきましょう。これから週末婚をはじめようとしている方には、後々の不満やトラブルを避けるための参考になるかもしれません。

相手の変化に気づきにくい
相手に日常的に会うことがないため、お互いの変化に気づきにくいことは週末婚の短所と言えるでしょう。特に健康面の変化は、毎日生活をともにしている家族の指摘で発見されるケースも多いです。週末にしか会わない分、メールや電話で密にコミュニケーションを取り合い、パートナーの体調や小さな変化に気づけるよう意識しましょう。

経済的負担を軽減し合えない
ふたり暮らしであれば、家具や食費、そのほかの生活費をふたりで分割できるケースもあるでしょう。「一人口は食えぬが二人口は食える」ということわざがありますが、共同生活ならではの経済的恩恵を受けられないのも、週末婚のデメリットです。生活スタイルを決めるときは、ふたりの収入についても話し合い、お互いが快適に暮らせるプランを立てるようにしましょう。
ふたりで過ごす場所・時間をセッティングする必要がある
週末婚である以上、週末のふたりの時間は必ず確保しなければなりません。また、たとえ集合場所・時間を事前に決めている場合でも、予定通りに約束が守れないこともあるでしょう。同居婚であれば、相手に会うために連絡を取り合うわずらわしさがないことを、あらためて思い返すことがあるかもしれません。

自分たちに合った生活スタイルで幸せに暮らそう

週末婚は、あくまでも週末だけ会うという一種の生活スタイルに過ぎません。家族によっては、週に3回会うなど自分達に合った暮らし方にカスタマイズしてもよいでしょう。最終的に毎日をともにする暮らし方を選んでも構わないのです。
自由な発想でパートナーと話し合い、良好な関係を保てる最善の形を見つけて、幸せな結婚生活を送ってくださいね。

元記事で読む
の記事をもっとみる