「一触即発」女性社員2人の職場で人間関係がこじれてしまった話

著者・中村こてつ(@kotetsu_n)さんは「誰とでも仲良くなれる性格だ」と自負しています。ところが、転職先で出会った女性社員・Aさんと「合わない」と感じ悩まされます。Aさんは不機嫌なときに大きな音をだしアピール。同僚の「音ハラスメント」に疲れ切った こてつさんも不満な態度を隠さないようになってしまい…。『どうしたって合わない人間はいると学んだ』をダイジェスト版でごらんください。

たった2人の女性社員なのに、関係が悪化

こてつさんが転職先で出会った女性・Aさん。Aさんは、気に入らないことがあると不機嫌オーラを全開にし、大きな音をだしてアピール。イライラが自分に向けられていると知った こてつさんは困惑します。

今の状況をまわりの人に相談した結果、「仲良くしなくてもいい」とアドバイスされます。今まで、同じコミュニティにいる人と仲良くするのが当然だと思ってきた こてつさんにとって、まさに目からウロコの言葉でした。

そのことがきっかけで、Aさんとはあいさつと仕事以外の言葉は交わさないようになります。ところが、今までのことが許せないと感じている こてつさんは、Aさんに対する不満を隠そうとしなくなりました。2人の関係は改善するどころか、最悪な状況に陥ってしまいます。

人間関係が悪化していく中…

職場での飲み会があったある日、突然Aさんに呼び出しをされました。「話したいこと」とは、一体…。緊張が走ります。

飲み会が終わったあと、こてつさんとAさんは近くの公園へと移動します。ベンチに腰掛けると、Aさんがおもむろに口を開きます。

Aさんの言葉にあ然…

「今までごめん」と、謝罪をしてくれたAさん。こてつさんが入社してきたことで過度なプレッシャーを感じ、自分でもコントロールできないイライラや不安に襲われていたそう。お互い素直に話すことができ、本当によかったですね。このあと、ぎこちないながらも、2人の関係は少しずつ修復します。

本作では、同僚との人間関係に悩んだ体験談が描かれています。こてつさんは、誰とでも仲良くなれる性格だという自負があり、また同じコミュニティの人と仲良くするのは当然だと思っていました。ところが、初めて「合わない」と思う相手と出会い、困惑します。

職場に関わらず、学校や地域、親せきなどでも「合わない」人はいるものですね。人間関係に悩んだとき、あなたならどのように対処しますか？こてつさんの体験談は、1つの方法として参考になる作品です。

著者：ももこ