「何に見える？」今あなたが“周りに察してもらいたいこと”がわかる心理テスト

2024.7.17

自分で言うほどではないけれども、できれば察してほしいことってありませんか？自分から言えば早いのですが、なんとなく言ってわかってもらうのは違うような気がしてしまうものですよね。でも周りに察してもらいたいことは、本当はあなたの中で結構大きな問題だったりするのではないでしょうか。今あなたが“周りに察してもらいたいこと”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.旗

2.鎌

3.犬の横顔

4.お線香

1.旗に見えた人は「もう限界なこと」

図形が旗に見えた人は、もう限界なことを今周りに察してもらいたいようです。あなたは今現在進行形で、何かとても大きな無理をしているのではないでしょうか。表面的にはわかりにくいのかもしれませんが、あなたの中ではもう限界で、誰かに気づいて止めて欲しいと思っているようです。

このタイプの人は、頑張り屋ですぐ無理をしてしまうところがありそうです。少し無理をするくらいがちょうどよいと思っているのではないでしょうか。また弱音を吐くことも苦手で、なかなか自分から何かをやめるということができなそうです。そのせいで、限界まで頑張ってしまいがちなのではないでしょうか。

周りが止めてくれれば、止めることができると思い込んでしまっているようです。あなた自身が「限界だからやめる」と言いたくないだけなのでしょう。ポーカーフェイスもうまく、無理することに慣れているせいもあって、なかなか周りはあなたが限界なことを察することはできなそうです。あなたを止められるのは、あなただけなのではないでしょうか。

2.鎌に見えた人は「本当は怒っていること」

図形が鎌に見えた人は、本当は怒っていることを今周りに察してもらいたいようです。あなたは今現在進行形で、何かに対して怒りを感じているのではないでしょうか。でもそれを表面的に出してしまったり、他人にぶつけてしまったりすることはしないようにブレーキをかけているようです。

このタイプの人は、自制心が強く、あまり感情を表に出さない人でしょう。特に怒りの感情は、強く抑えがちではないでしょうか。自分が怒ることで相手が怒ってしまうことも恐れていますし、雰囲気が悪くなってしまうのも嫌なのでしょう。だから本当は怒っているのですが、それを口には出さずに察してもらいたいと思っているようです。

察してもらえれば、勝手に問題が解決すると思っているのかもしれません。ただ、もし察してもらえても、あなたが怒っていそうだからと相手が距離をとってしまったら、結局問題は解決できないのではないでしょうか。それなら、あなたから本当は怒っていることを伝えた方が、よほど冷静に話ができそうです。

3.犬の横顔に見えた人は「頑張っていること」

図形が犬の横顔に見えた人は、頑張っていることを今周りに察してもらいたいようです。あなたは今現在進行形で、何かに対してかなり頑張っている状態なのではないでしょうか。それは自分のためではなく、周りの人のために頑張っているというふうに考えているようです。だからこそ、察してもらいたいのかもしれません。

このタイプの人は、従順で面倒見がよく、他人のために動くことが大好きな人でしょう。ただ、動くからには感謝されたり喜んでもらえたりするなど何かしらのポジティブな反応が欲しいのではないでしょうか。何の反応もなかったりすると、頑張っていることがわかってもらえていないと悲しくなってしまうようです。

確かに、あなたが頑張っていることを察してもらえれば、お礼を言われるかもしれませんし、一層喜んでもらえるかもしれません。ただ、鈍感な人は、あなたが自分のために頑張ってくれているということには、なかなか気づかないのではないでしょうか。あなたが頑張っていることを知っているのは、誰よりも自分自身なのでしょう。自分で自分を褒め、よくやっていると称賛してあげるのがよいのかもしれません。

4.お線香に見えた人は「放っておいてほしいこと」

図形がお線香に見えた人は、放っておいてほしいことを今周りに察してもらいたいようです。あなたは今現在進行形で、周りからあれこれと干渉されてしまっているのではないでしょうか。自分のことは自分で決めたいのに、周りがそれを許してくれないと感じているようです。

このタイプの人は、思慮深く責任感も強い人でしょう。自分のことは自分で考えて決めたい人ですし、どちらかというとあまり周りの意見は必要としていません。ただ、あなたの周りの人は、あなたのことが大切なので、あれこれと心配して口を出してきているのではないでしょうか。あなたのことを思ってくれていることは、あなたも十分理解しているでしょう。

ただ、あなたが放っておいてほしいと思っていることは、おそらく周りも察しているはずです。でも口を出してきている、それが現状ではないでしょうか。あなたがきちんと自分で考えて自分で決めたいと伝えない限りは、みんな口を出し続けるはずです。感情的に言ってしまうと、余計に心配されますので、冷静に落ち着いて伝えることが大切そうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。